2023/08/15
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<注文住宅の床下は綺麗な仕上がりが一番です!>についてお話をします。
今日のお話は
先日実施した
新築注文住宅の床下診断のお話です。
注文住宅の引渡し前に
表面的なインスペクションではなく
「住宅診断」で
床下に入っての調査を実施しました。
結果的には
殆ど何も言う事が無いほど
綺麗に仕上がっていました。
下記写真①、②が
その床下の写真です。
最初に
ビックリしたのは
基礎全体が基礎断熱工法でもないのに
床下土間部分が
残材など綺麗に清掃されていました。
上記写真②の
ユニットバス下の土間に
少し残材は残っていましたがご愛敬程度でした!
しかし
ユニットバス下の
基礎断熱材の接続部分の施工では
発泡ウレタン吹付を使用して
すき間を綺麗に塞いでいたのです。
ここ迄
念を入れた仕上がりは
今迄見た事が有りませんでした!
下記写真③は
給排水配管の床断熱材貫通部分の
すき間をシーリングで塞いでいたり
排水管の
ベースコン貫通する部分にも
すき間をシーリングで塞いでいました。
実際
今回の物件の様に
床断熱貫通部分もベースコン貫通部分も
両方とも
キチンと施工しているのは
今迄有りませんでしたね!
今迄
調査した注文住宅では
床断熱貫通部分のすき間か
ベースコン貫通部のすき間のどちらかが
シーリング処理されていない事が
ほとんどです。
今日の纏めとして
今回は診断では
現場監督の方の立会は無かったので
どの様な現場監督だったのか
一度会ってお話をしたかったですね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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