2023/08/16
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<「住宅診断」の場合は床下の調査は必須です!>についてお話をします。
今日のお話は
1階床下点検口のお話です。
たまに
床下収納庫(床下点検口)が
無い住宅が何故か有ります。
既存住宅の
床下調査を実施する場合は
下記写真①の様に
勝手にタタミ下地の板を剥いで
床下の調査を実施する事は出来ません。
必ず
仲介業者へ連絡をして
売主側の了解を取って頂きます。
売主側と
連絡が取れなかった場合は
床下調査以外の調査を実施して
日を改めて後日
床下調査を実施します。
勿論この場合は
再調査費用は頂きます。
なのでこの様な
手間と時間がかかる事が無い様に
住宅診断の依頼が有った場合は
依頼者側に
床下収納庫(床下点検口)の有無を確認して頂きます。
もし
既存住宅売買瑕疵保険の調査であれば
必ず
床下点検口から覗く調査が必要ですので
1階に和室が有れば
上記写真①の様に
タタミ下地を剥がさせて頂く
了解を貰って頂きます。
もし
1階に和室が無かった場合は
仲介業者か売主の方で
床下点検口を設置して頂くようにしています。
何故ならば
私共の方での施工を
実施するべきではないと考えているからです。
もし
「住宅診断」だけの場合は
床下に入っての調査が
できない事が分かっていれば
「住宅診断」のご依頼はお断りしています。
何故ならば
「住宅診断」で
一番重要な要の調査が出来ないからです!
床下に入っての調査は
色々な不具合の原因が追求できる
重要なポイントなのです。
今日の纏めとして
Y&Y設計事務所の
「住宅診断」の場合は
1階床に
床下に入れる点検口が無ければ
「住宅診断」の依頼はお断りしています!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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