2023/08/17
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<無責任な現場監督が後を絶ちませんね!>についてお話をします。
今日のお話は
サッシ廻りの雨仕舞施工のお話です。
下記写真①、②を見て下さい。
中間検査の立会で
建物の構造金物をチェックしていたら
下記写真の施工が目に止まりました。
一瞬
え”ぇ~・・・・!と
声が出てしまいました。
何と
サッシ水切り防水シートに
透湿防水シートを
代用しているでは有りませんか! (# ゚Д゚)
まぁ
確認検査機関の検査員が
指摘するだろうと考えていましたが
何と
このサッシ廻りの
水切りシートの施工に関しては
指摘が有りませんでした。 ☜ 嘘だろう!
検査員によっては
屋根下地の防水シートの
立ち上げ寸法なども指摘をされる
検査員もいますので見落としなのかな?
ここの箇所に
使用する水切り防水シートの材質は
耐久性の有るシートを使用しますので
アスファルト系・ブチル系・ゴム系の
どれかで施工すると考えていました。
なので
私の方から工務店に
やり替え指示を出しました。
確認検査機関が
指摘しなかったのだから問題ないだろう!
って
しょうも無い抵抗をしていました。(笑)
水切り防水シートで施工するのであれば
その施工に合った材質を使用すべきです!
相変わらず
現場監督の能力が低い工務店がいるものだなぁ~・・・・。
この様な事を
平気で言う現場監督が今でもいますので
要注意ですよ!
今日の纏めとして
相変わらず
知識の無い(責任感が無い)
現場監督が後を絶ちませんね!
なので
自分の家を建てる場合は
第三者の建築士かインスペクターに
「新築各工程検査」の
検査依頼をお勧めします。
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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