Y&Y設計事務所
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不具合事象から不同沈下の有無が分かる?

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<不具合事象から不同沈下の有無が分かる?>についてお話をします。

今日のお話は

不同沈下の可能性が大きいお話です。

 

2000年以前に建てられた既存住宅が

もし下記写真①~③の事象が確認されたら

要注意ですよ!

 

下記写真①は

掃出しサッシの建てりの不具合で

上部の方がすき間が開いています。

 

【写真①】

 

 

この場合に考えられる事は

柱(建物)が右側に傾いているか?

または

床(建物)が左側に下がっているか?

のどちらかです。

 

ただし

建てり調整の不具合かもしれませんが

ここ迄の開き方は考えられません。

 

 

下記写真②は

壁クロスにひび割れが入っている写真です。

 

【写真②】

 

 

この場合は

壁クロスだけでは無くて

PB下地の継手部分が開いています。

 

考えられる事は

地震などによって壁が揺られた結果が

この様な不具合になったと考えられます。

 

この様な不具合事象は

あちらこちらで発生していると思いますので

その他の箇所も確認して見て下さい。

 

 

下記写真③は

襖の上部が中鴨居に当たって締まりません。

 

【写真③】

 

 

丁番が緩んでいる時にも

同じ様な事象になる事が有ります。

 

丁番が緩んでいなかった場合は

柱が左側に傾いているか?

または

床が右側に下がっている場合のどちらかです。

 

 

上記写真①~③の

不具合事象が有る場合は

 

必ず

床・壁の詳細傾斜計測を実施して

実際の傾きがどうなっているのか?

 

その傾斜の原因は?までを

確認しておきましょう!

 

買取再販業者

リフォームしている場合は

上記写真②、③の不具合事象は

綺麗に隠しているでしょうね!

 

敢えて

綺麗に隠していると言ったのは

 

その不具合を根本から補修せずに

見た目だけを補修していますから要注意ですよ!

 

 

今日の纏めとして

上記写真①の不具合事象は

 

買取再販物件では

目いっぱい

建てり調整をしていると思いますが

 

それでもすき間が有る場合は

建物全体が不同沈下している可能性が大きいので

 

契約する前に

必ず「住宅診断」を依頼して

床・壁の詳細な傾斜計測

実施して貰いましょう!

 

詳細傾斜計測を実施すれば

ほぼ不具合の原因は分かるので

 

その建物の

購入判断にして下さいね!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く

詳細な住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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