2023/08/26
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<悪徳工務店にとって訴訟は全然怖くない!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅を購入される方の多くは
何故
「住宅診断」を実施してから
契約をしないのだろうか?
と言うお話です。
最近もやはり
新築分譲住宅を購入された後になって
その住宅の
不具合事象を発見してしまい
不安になって
私共の方へ
その不具合の調査依頼が入ります。
早い人で
購入してから2年も経たない内に
住宅の不具合に気が付きます。
新築住宅の
瑕疵保険期間は10年間です。
下記資料①を見て下さい。
この資料の内容の様に
瑕疵保険で保険対象になるのは
◆構造耐力上主要な部分
◆雨水の浸入を防止する部分
上記2項目の
構造耐力性能及び防水性能を満たさない事故のみです。
工務店側は
上記保険対象になる
構造耐力性能及び
防水性能を満たさない事故に対しては
それなりに
対応はすると思いますが
それ以外の
不具合事象に対しては
何やかんや言い訳を言って
不具合事象を直そうとはしません。
直そうとしないと言うよりも
その不具合事象は
その工務店の保証対象外なので
有償になりますとか
私から言わせれば
訳の分からない勝手な言い分を行って来ます!
その工務店の
施工レベルが低い為に起きた
不具合事象なのに・・・・って思う事はザラです!
終いには
弁護士に依頼するなどの
強硬策を取らないと動かない事が多い様ですね!
悪徳工務店からしたら
依頼者が
弁護士料を出して弁護士に依頼しても
のらりくらりと対応して
依頼者が諦めるのを
待っている作戦に出る事が有ります。
焦らし作戦です。
焦らし作戦とは
訴訟の為の弁護士に支払う費用と
夫婦間のストレスによって
訴訟を諦めさせる作戦です!
また
不具合内容によっては
訴訟を起こしても
弁護士料と合わせて
持ち出した金額の方が
多くなる可能性が考えられます。
その事を多分
弁護士から言われて訴訟を諦めて
「泣き寝入り」って言う事になるのかな?
ほんと
悪徳工務店は
その様な修羅場を何件も経験しているので
屁とも思っていないでしょうね!
今日の纏めとして
凄く簡単ですが
「泣き寝入り」をしたくなければ
契約前に
「住宅診断」を実施しませんか?
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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