2023/08/31
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<人生最大の買い物をするのに他人任せで良い?>についてお話をします。
今日のお話は
電話相談や住宅個別相談される方のお話です。
上記相談をされる相談者の殆どが
新築分譲住宅を購入されて
そんなに月日が経っていません。
両者の共通点は
新築分譲住宅を購入するのに
契約前に
「住宅診断」を依頼しようとする発想が
全然無かったとの事!
既存住宅の場合は
インスペクション業者斡旋の有無が
義務化になっていますが
実際は
サラっと流して
書類上でチェックを入れるだけで終わりです。
ですので
既存住宅を購入される方さえも
インスペクションの事を知らずに
契約された事が多いと聞いています。
結局のところ
新築に限らず既存住宅を購入される方は
人生最大の買い物をするにも関わらず
何も事前に予備知識を入れる為の勉強を
していない事に驚きを隠せませんね!
家に住み出してから
住宅の不具合が見つかって
結果的に
泣き寝入りをしたくないのであれば
せめて最低でも
①断熱性能の違いで建物がどう違うのか?
②気密性能の違いで建物がどう違うのか?
③耐久性能の違いで建物がどう違うのか?
④耐震性能の違いで建物がどう違うのか?
最低この4つは
事前に勉強して欲しいし
気にして欲しいですね!
そうすれば
住宅に対する興味が湧いてくると思います。
興味が湧けば
断熱材の施工の良し悪しが気になると思うし
耐震等級のレベルが何等級なのか?
外壁通気構法の出口の金物が見当たらないのですが
どうなっているのかなど
疑問に思う様になると思いますので
不具合事象が有りそうな住宅の購入を
自ずと避けられると思いませんか?
そうなれば
購入された家に住み出してから
色々な不具合が発生して
アタフタする事も無くなるし
泣き寝入りする事も無くなると思いますよ!
皆さんはどう思われますか?
今日の纏めとして
住宅を購入しようと考えているのであれば
先ずは
自分で上記4つの性能に関して勉強しませんか?
勉強してから住宅選びをしませんか?
勉強する事で
住宅診断の必要性も分かると思いますよ!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。