2023/09/13
今回は、<床下不具合事例の第三弾として!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅だから
「住宅診断」は必要無いと考えられている方達に
是非見て頂きたい不具合事例写真のお話です。
第三弾として
床下断熱材に
グラスウールを採用している場合の
不具合を纏めてみました!
グラスウールの断熱材の不具合でも
色々な原因で不具合になります。
下記写真①は
明らかに
人(大工)が足を踏み外して
踏んでしまった後に
直せば良いのですが
そのまま直さずに施工をした事が原因ですね!
これは
明らかに職人の手抜きになります!
まさか
床下に入っての調査が有るとは
思っていなかったのでしょうね!(笑)
下記写真②は
土台敷きの時点で
基礎に雨水が溜まっていたか
または
基礎が湿った状態のまま
1階の床を厚床合板で
塞いでしまっ事が原因と考えます。
何故ならば
大引きにカビが発生してる事と
グラスウール断熱材が
湿気で腹ボテになっている事から想像できますね!
これは
職人がと言うよりも
工務店または現場監督の監理不足ですね!
まぁ
この様な施工をする工務店で有れば
どの物件も同じ施工レベルですね!
下記写真③は
上記グラスウール断熱材とは違うメーカーの
床下断熱材です。
発泡ウレタン系の断熱材であれば
この写真の差さえ金物であれば
中央部分が垂れさがる事は無いと思いますが
グラスウールの場合は
金物で断熱材の端を支えているだけでは
どうしても床下の湿気を吸ってしまいますので
垂れ下がりますね!
このメーカーは
この写真の様に中央部分が垂れて来るとは
考えていないのではないのでしょうかね!
私見で言えば
この不具合の責任はメーカーと思います!
今日の纏めとして
床下断熱材には
グラスウール系の断熱材の使用を
極力控える事をお勧めします。
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。