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分譲住宅でも構造区画・直下率は必須項目!

今回は、<分譲住宅でも構造区画・直下率は必須項目!>についてお話をします。

今日のお話は

9月11日のブログと同じ敷地で

天空率を使用したプラン作成のお話です。

 

3階建ての

新築分譲住宅のプランで

 

今回のプランは敷地が狭く

ほぼ正方形で前面道路も2方向4m幅。

 

普通の道路斜線では

依頼者に沿った

4LDKのプランにはなりませんでしたので

 

道路斜線制限を

天空率を利用して斜線制限を緩和した

プランを作成して見ました。

 

天空率と言っても

分譲住宅のプランを考える設計事務所は

殆どと言っていい程やりたがりません。

 

何故ならば

提案プランで天空率計算をするのは

 

まだ

プランが決定していない為

 

プランが変更する度に

天空率計算を遣り替えなくてはなりません。

 

なので

極力天空率を避けるプランを考えます。

 

まぁ

前面道路が一方向だけならば

サービスでされる設計事務所もいるのかな?

 

 

話をプランの方に戻して

下記図面①を見て下さい。

 

【図面①】

 

 

上記図面①の

赤丸で矢印をしている

箱型の自在棚の壁部分です。

 

図面上で

自在棚の下の壁ラインの右側柱

3階の壁を受けている梁を支える柱が必要です。

 

その柱の下に

1階の柱が有りますので

柱の直下率はクリアさせています。

 

つまり

全体の構造区画も考えた最重要な柱になります。

 

その柱1本だけを

ポツンと建てると違和感が有りますので

箱型にして自在棚にしています。

 

下記図面②が

内観パースですが

 

棚方向からのパースは

バランスが悪かったので裏側方向からのパースです。

 

まぁ

自在棚の上側の壁は無い方が良かったかな?

 

【図面②】

 

 

今日の纏めとして

新築分譲住宅でも

やはり

構造区画と直下率は検討しておきましょうね!

 

注文住宅の場合は

構造区画と直下率は必須項目ですからね!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

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費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

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勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。