2023/09/18
今回は、<断熱充填検査は工事途中の必須検査の一つ!>についてお話をします。
今日のお話は
新築各工程検査の中の
「断熱材充填検査」のお話をします。
当社において「新築各工程検査」項目は
8項目あります。
その中でお勧めの項目は
①外部防水下地検査
②断熱材充填検査
③完成検査
そして最近は
④金物・構造躯体検査も入れています。
その中で
特に住宅診断時には検査できない箇所で
建物の
断熱性能に関わる箇所の
壁断熱材の不具合事例の写真が
下記写真①です。
上記写真①の
3枚の写真の何が不具合か?については
今迄のブログに書いていますので省きます。
ただ言える事は
同じ不具合でも
完全な施工不具合の場合と
職人の施工忘れと
施工品質の良し悪しが有ります。
完全な施工不具合の場合は
基本的に全部の断熱材を
遣り替える事が必要になります。
職人の施工忘れの場合は
比較的簡単に施工忘れの箇所を
施工すれば良いだけで済みます。
インスペクターとして悩むのは
施工品質の良し悪しの場合です。
それが下記写真②です。
この
発泡ウレタン吹付断熱材の場合は
どうしても断熱材の厚さにムラが出て来ます。
この良し悪しの何処迄を指摘するか?
ホントいつも悩みます。(笑)
Y&Y設計事務所の場合は
上記写真②は指摘事項に入れます!
今日の纏めとして
壁断熱材の検査は
新築各工程検査で重要な
必須の検査ですので
必ず検査をして貰いましょう!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。