2023/09/19
今回は、＜工務店との関係を険悪にさせない為に！＞についてお話をします。
今日のお話は
自宅の不具合（雨漏り）に気が付いて
工務店に補修依頼をしても
キチンと
補修して貰えない経験が有りませんか？
しつこく工務店に連絡したら
しまいには
逆切れとか無視された事は有りませんか？
今日は
その中で雨漏り補修についてのお話です。
この雨漏りという不具合事象は
割と不具合の中で多い事象です。
単純に
雨漏りの原因がハッキリと分かる場合は別として
殆どが
なかなか原因が特定できない場合が多いですね！
なので
工務店も最初の内は
雨漏りという事なので
対応する動きは良かったのですが
原因が分からず
何回も補修依頼が有ると
終いには
逆キレされたり無視されたりして
２年以上経過すると
工務店の対応が遠のく事が有ると聞きます。
工務店の
雨漏りのクレームに対する対応は
最初の内は
雨漏り調査には屋根屋を一緒に連れて行き
室内の雨漏り箇所の状況・位置を見てから
屋根に上がって原因を探して行きます。
明らかな原因が分からなければ
多分これが原因かな？って箇所を
シーリング材等で補修して
依頼者には
原因はハッキリと分からなかったのですが
それらしき箇所を補修しました。
もしまた雨漏りが有れば連絡下さい！
と最初の内は対応が良いです。
がしかし
雨漏りの補修依頼が何回も来ると
またあの家かぁ？
てなって行き対応が悪くなってきます。
この工務店の対応が悪くなる原因は
雨漏りの原因がハッキリしない事が
工務店の対応の悪さの原因です。
なので
工務店の対応が悪くなる前に
工務店との関係が険悪になる前に
第三者の
インスペクターに調査依頼をしませんか？
もしかしたら
今迄雨漏りと思っていた不具合事象は
実は
雨漏りではなく結露という可能性も有ります。
しかし
工務店の場合は
雨漏りだという事で対応していますので
それ以外の原因には
目を向ける事はほぼ無いですね！
また
工務店に
結露が原因ではないか？って伝えても
得てして
結露と言う不具合の知識が無い場合が有るので
結露に関しては無視されるのかな？
または
悪意の工務店で有れば
本当の原因は
結露と分かっていても
結露の場合は瑕疵保険がきかないし
結露の原因を補修する為には
大きな補修金額が自腹になるので
あくまでも雨漏りとして
保証期間の２年間が過ぎる迄は
対応はそれなりに実施して
事を荒立たせないで
静かに待つかもしれませんね！
その後は
保証期間が過ぎたので
もう知りません！って逃げて
依頼者が怒って
弁護士に依頼して来ても
弁護士側が
雨漏りの原因を見つけない限り
時間稼ぎをして
依頼者が諦めるのを待ち
結局
依頼者が泣き寝入りするパターンでしょうね！
という事で
上記の最悪なパターンになる前に
インスペクターに
雨漏りの原因調査依頼をお勧めするのですが
まぁ
インスペクターが家の構造を
完全に知っているとは限りませんので
建物の構造や納まりから
雨漏りでは無くて結露が原因と導き出せるかな？
今日の纏めとして
長々なブログになりましたが
工務店が一度補修したにも拘らず
再び同じ個所から雨漏りがした時は
工務店に補修依頼をして
工務店との関係がギクシャクする前に
インスペクターに状況をよく説明して
原因を調査して貰いましょう！
という事で
工務店との関係を
険悪にさせない為のお話でした。
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
少しでも不安（泣き寝入り）を少なくしませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
