2023/09/25
今回は、<既存住宅瑕疵保険現況検査の検査内容とは!>についてお話をします。
今日のお話は
既存住宅の
既存住宅瑕疵保険現況検査のお話です。
現況検査は
オプションが無ければ
構造耐力上主要な部分と
雨水の浸入を防止する部分を検査します。
現況検査後に
瑕疵保険法人に提出する写真は
何処も同じ様な箇所を提出しますが
主な写真は下記写真箇所です。
床下の主な検査内容は
①漏水の有無
②蟻害の有無
③構造材の腐朽等の有無
④基礎のひび割れや白華現象の有無
ただし
点検口から見える範囲の調査
小屋裏の主な検査内容は
①漏水の有無
②蟻害の有無
③構造材の腐朽等の有無
ただし
点検口から見える範囲の調査
バルコニーの主な検査内容は
①ドレン廻りの劣化の有無
②バルコニー手摺と外壁面との取合い部分の
シーリング切れの有無
③掃出しサッシ下側と床防水立上りとの
取合い部分のシーリング切れの有無
上記写真以外には
①各階の室内の写真
②基礎の出隅部分の写真
③外壁目地部分の写真
④サッシ廻りシーリング部分の写真
⑤屋根の写真
⑥建物全体の写真
等々を添付して提出します。
言い方を変えれば
写真を提出した部位及びその廻りを検査しましたよ!
と言う事になります。
指摘事項が有れば
指摘事項の写真を添付しますが
その指摘事項を補修しなければ
既存住宅瑕疵保険が付保されません。
以上の様な
検査内容と写真提出が
既存住宅瑕疵保険現況検査になります。
検査時間は
長くても3時間以内で終わります。
今日の纏めとして
既存住宅瑕疵保険現況検査とは
どんな検査をするのか
少しは分かりましたか?
エンドユーザーの方は
この検査内容が十分な検査内容と
思われている様ですが
せめて
床下・小屋裏に入っての検査は必須ですよ!
何故ならば
既存住宅で不具合事象が発見される箇所は
床下と小屋裏ですからね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離5.2km 7172歩
トータル
距離84.2km 115292歩