2023/09/28
今回は、<バルコニーで必ずチェックする箇所として!>についてお話をします。
今日のお話は
バルコニーのオーバフロー管のお話です。
新築分譲住宅の住宅診断を実施していて
偶にオーバーフロー管が無い建物に当たります。
建築基準法などに規定は有りませんので
問題にはなりませんが
たまたま
住宅診断時に立ち会った現場監督に確認した所
最初は
屋根が有るバルコニーだから
オーバフロー管は設置していませんと
言われたのですが
その建物は
屋根が無いバルコニーも有ったので
その場凌ぎの
出まかせだった事が直ぐに分かりました!(笑)
今迄の経験上では
殆どの建物には下記写真①の様に
排水ドレンの近くにオーバーフロー管を設けています。
オーバーフロー管とは
もし排水ドレン管が
詰まって流れなくなった場合などの為の予備配管ですが
大雨の時に
メインの排水ドレンが落ち葉などで詰まった場合
果たして
上記写真①の様に
小さな穴でかつ飾り蓋をしていた場合
実際的に
オーバーフロー管の役目が果たせるのか不安ですね!
オーバーフロー管も
排水ドレン管より穴が小さいので
詰まり易いと考えます。
もし詰まった場合は
バルコニーがプール状になってしまいますね!
尚且つ
掃出しサッシの下側のFRP防水との取り合いが
下記写真②の様に
防水処理がされていなかった場合は大変ですね!
その防水処理がされていないすき間から
室内に雨水が流れ込んでしまいますね!
なので
新築分譲住宅や既存住宅を購入する前は
バルコニーに出る掃出しサッシの下側に
防水処理が施されているかどうかを
確認して下さいね!
出来れば
下記写真③の様に
排水ドレン管と同じくらいの配管径をお勧めです!
今日の纏めとして
新築分譲住宅等を見学に行った時には
バルコニーの
排水ドレン廻りのオーバーフロー管や
掃出しサッシ下部分とFRP防水との取り合いを
必ずチェックしておきましょうね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
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