2023/10/03
今回は、<新築住宅インスペクションマニュアルとは!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅用の
住宅診断マニュアルが必要では?のお話です。
昨日の下記ブログを書き終わってふと思った事です。
<あなたにとっての新築インスペクションとは?>
既存住宅の
インスペクションマニュアルは
各団体が作成していますが
新築住宅の
インスペクションマニュアルは見た事が有りません。
そもそも
既存住宅の流通活性化の為に
安心して売買が出来る目的の為に
「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が
平成26年(2014年)6月に公布された事で
既存住宅についてなマニュアルが有ります!
このガイドラインで
既存住宅の検査方法やサービス提供に際しての
留意事項等について指針が示されました。
まぁ簡単に言えば
基本的な検査方法・検査基準等が
経験が浅い
建築士でも実施できるレベルで
決められた(統一された)という事です。
私見として
このガイドラインを凝縮した検査が
既存住宅売買瑕疵保険の
現況検査と考えても良いと思います。
これは
インスペクション業者が実施する
最低限の検査内容であって
このガイドライン以上の検査内容の実施云々は
各インスペクション業者任せという事です。
世間一般の
インスペクション業者は
ガイドライン以上の検査内容を実施する事は
殆ど無いのかな?
何故ならば
何故か当初から
インスペクション費用は
5~6万円と流布されていましたからね!
費用対効果を考えれば仕方が無いのかな?
その金額と比べれば
当社は20万円ですからね!
この違いは何なのか?
当社の場合は
不具合事象の原因は何なのか迄を
目視の範囲で調査する事が含まれています。
その原因を特定する事は
経験が浅い建築士ではなかなか難しいと思います!
ここで
一番注意しないといけない事は
原因を追究せずに
表面だけの補修費を算定して
依頼者に概算補修金額を
伝えるインスペクターがいる事です。
なので
補修金額を提示された場合は
原因を追究した結果の
補修費なのか?を必ず確認して下さいね!
話を本題に戻します。
既存住宅の
インスペクションマニュアルは有りますが
新築住宅の
インスペクションマニュアルが有りません。
なので
当社が実施した新築分譲住宅の
インスペクションブログの内容を
分かり易く書面に纏めれば
インスペクションマニュアルになるのかな?(笑)
もし知りたい人がいれば
このブログを読んで纏めてみて下さいね!
耐震性能や耐久性能などの
各性能ごとに纏めている場合も有りますので
案外簡単に出来るかも!
今後
新築分譲住宅の住宅診断を実施して
何か目新しい不具合などが有った場合や
当分記載していない不具合などが有った場合は
住宅診断マニュアルの作成を意識して
追々また
ブログにアップして行きます。
という事で
今日のお話は如何でしたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離5.8km 7772歩
トータル
距離142.2km 193756歩