2023/10/08
今回は、<妻側外壁の通気構法を満足させる為に!>についてお話をします。
今日のお話は
妻側外壁の通気構法を満足させる為に!
についてのお話です。
昨日のブログの続編になります。
新築分譲住宅の住宅診断を実施すると
下記写真①の様に
妻側外壁や妻側軒裏に
外壁通気の出口金物が
見当たらない物件が何と多い事か!
上記写真①の様な
外壁通気の出口金物が無い物件の
現場監督に確認をして見ると
小屋裏に
外壁通気が逃げるから問題有りませんと
知ってか知らずか
平気で口から出まかせを言われます。
平気で言われる現場監督は
実際に現場を見ていないから
軒側の外壁通気の様に
屋根タルキの間から小屋裏に
外壁通気が逃げる様に勘違いしています。
この様な現場監督の言動は
下記写真②を見せると
自分が言っている事が間違っていると
感じるのでしょうか?声が小さくなりますね!
何故ならば
外壁通気部分から小屋裏に入る為の
空きスペースが見当たらない事が分かりますから!
外壁サイディングの通気下地が
胴縁工法では無くて通気金具工法で有れば
上記写真②の赤〇部分に
下記資料①の通気確保部材が設置していれば
上記写真①の様に
外壁通気出口金物は見当たらなくても
問題は無かったのですが・・・・。
上記資料①以外では
軒裏に軒裏換気口金物を設置しましょう!
軒ゼロ住宅の場合は
軒ゼロ専用の通気金物を設置しましょう!
ただし
特記注意事項をよく確認して下さいね!
妻側に設置できない商品が有りますから。
今日の纏めとして
現場監督が
いくら口から出まかせを言っても
実際に小屋裏に入って確認すれば
外壁通気が
小屋裏に入っているかどうかが直ぐに分かります!
この商品以外にも
屋根タルキの代替え品の様な通気確保部材も有ります。
現場監督(工務店)は
外壁通気構法を完結させる為に
この通気確保部材の事なども
本気で考えて欲しいですね!
という事で
今日のお話は如何でしたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離7.0km 9511歩
トータル
距離179.1km 243432歩