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グラスウール系の床下断熱材は要注意!

今回は、<グラスウール系の床下断熱材は要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

床下グラスウール系断熱材のお話です。

 

住宅診断を実施すると

1階床下断熱材にグラスウール系断熱材を

使用されている建物に偶に遭遇します。

 

今迄の経験上

何も問題が無かった物件には

残念ながら一度もお目にかかっていません。(笑)

 

グラスウール系の床下断熱材は

床下に湿気が無ければ

それほど不具合は発生する事は

無いと思いますが

 

住宅診断を実施して見て

グラスウール系の床下断熱材の欠点は

湿気に弱いと考えます。

 

下記写真①は

断熱材メーカーが違いますが

床下断熱材の湿気によるダレです。

 

【写真①】

 

 

多かれ少なかれ

この写真の様なダレが確認されます。

 

下記資料①

上記写真①の最初の断熱材写真の資料です。

 

【資料①】

 

 

上記資料①

特徴の欄に

水蒸気を通しやすい素材ですので

厚床合板の湿気を通しますと書かれています。

 

この考え方の条件としては

厚床合板と断熱材との取合いに

すき間が無い事が条件と考えます。

 

まぁそもそも

厚床合板の湿気を通すという事は

 

室内の湿気が

床下に通し易いという事なのか???

 

まぁ

これはさて置き

 

上記写真①の様に

断熱材と厚床合板との取合いに

空間が出来た場合は

 

冬期の床下の事を考えた場合

断熱材と厚床合板との取合いに

空間に開いていますので

 

直接床下の冷たい外気が

厚床合板に接する事になります。

 

室内の暖かい温度と

床下の冷たい外気との温度差から

 

厚床合板の面に

結露が発生する事が容易に想像できます!

 

この結露の状態が続けば

カビの発生を誘発すると考えられますね!

 

皆さんは

それでもグラスウール系の

床下断熱材を採用しますか?

 

 

今日の纏めとして

上記の様な不具合が想定できますので

 

床下断熱材には

グラスウール系の断熱材はNGと考えます。

 

もし

購入される住宅の断熱材に

グラスウールを使用していたら

 

購入前に必ず

住宅診断を実施して

悪い箇所は補修して貰いましょう!

 

という事で

今日のお話は如何でしたでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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