2023/10/16
今回は、＜雨漏りが再発した場合は第三者に調査依頼！＞についてお話をします。
今日のお話は
雨漏りの修理をしても再度雨漏りするお話です。
私達インスペクター業者に
雨漏りを修理して貰っても
その後何回か修理しても直らないと言う
ストレス満開で
電話相談が入る事が有ります。
実際問題の話として
雨漏りの原因を探し出す事は難しいです。
難しいと言うのは
多くの工務店の担当者は
自分では
雨漏りをしている室内の箇所は見ますが
屋根に上って
雨漏り箇所の原因を探すのは
屋根屋さんにお任せする事が殆どです。
ここで問題なのは
工務店（担当者）が
雨漏りだから屋根屋さんを連れて行けば
解決するだろうと言う安易な考え方なのです。
屋根屋を呼ぶ前に
室内の雨漏り箇所から図面を見て
どこから雨漏りをしているのかを
連想する事が重要なのです。
原因箇所を連想してから
その個所を屋根屋さんに伝えて
見て貰う手順が必要です。
屋根屋さんの
職人の経験もピンキリですし
実際は
屋根からの雨漏りでない場合も考えられます。
なので
屋根屋さんも
大雑把な情報しか無い状態で屋根に上り
屋根屋さんが探した
雨漏りの原因らしき箇所の補修をして
原因はハッキリとは分からないけど
それらしき箇所はコーキングしたので
この状態で暫くは様子を見て欲しいと
工務店の担当者（施主）に言うだけで終わります。
この曖昧さ・・・・。
原因が分からない？ではなくて
工務店（担当者）が
室内の雨漏りの箇所から
雨漏りの原因を連想して
その場所を
屋根屋さんに指示をして
補修させる事が基本です。
再度
もし雨漏りが有ったとしても
他の原因を考える事が出来ます。
屋根屋さん任せで
もし雨漏りが直らなかった場合は
また最初に振出しになるから
施主のストレスが満開になるのです！
今日の纏めとして
雨漏りの場合は
いきなり屋根屋さんに
見させて補修させるのではなくて
家を建てた工務店（担当者）が
雨漏り箇所から連想して
雨漏りの原因を
一つ一つ押さえて潰して行かなければ
お施主様の
イライラを押さえる事が出来ませんよ！
屋根屋さん任せにすると
施主の信用が
無くなってしまいますからね！
お施主さんも
工務店が
屋根屋任せにする様な場合で
再度雨漏りになった場合は
私たちの様な
住宅診断を実施するインスペクターに
セカンドオピニオンとして
調査を依頼される方が
ストレスや
工務店に不信感を感じずに済みますよ！
という事で
今日のお話は如何でしたでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
少しでも不安（泣き寝入り）を少なくしませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離７.３km ９７３１歩
トータル３６日目
距離２４２.５km ３２８６６１歩
