2023/10/18
今回は、<新築分譲住宅を購入する時の心構えとして!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅を購入する場合に
考えておいた方が良い事柄のお話です。
注文住宅をプランする時も一緒かな?
何が言いたいかと言うと
新築分譲住宅でも敷地を購入する時も
なかなか理想の敷地形状は有りませんね!
であれば
何に気を付けた方が良いか考えていますか?
自分が住む家の間取りは
自分の考えている通りにしたいでしょうが
その時に考えておいた方が良い事柄を
先に箇条書きにします。
①前面道路がどの方向に接続しているのか?
②室内のどの窓から日射・採光が入るか入れられるか?
③その家に住む時の時間帯?
例えば昼間にいる時間帯が長いのかどうか?
④耐震性能・耐久性能・温熱性能・気密性能
おおまかに考えて
上記4つの事柄は考えておいた方が良いですね!
では
ここから例題を出してお話をしますね!
下記図面①を見て下さい。
南面には敷地のスペースが殆ど無く
西面に駐車スペースを兼ねた
敷地延長が有るプランです。
新築分譲住宅を購入する場合
南面が広く開いている敷地は無いに等しいです。
団地造成地には有るかも知れませんが・・・・。
この事から考えると
上記①の事柄で言えば
前面道路が南面に接続している物件が良いですが
そんなに良い物件が無い場合はどうするか?
この場合
次に考えるのが
事柄②の室内のどの窓から
日射が入るか?入れられるか?を考えます。
上記図面①の場合は
西側に玄関が有って
LDKの採光為に1間の掃出しサッシが有るだけです。
この新築分譲住宅を購入すると考えた場合は
LDKには南面からの日射は考えられませんが
2階の居室には日射が入るくらいかな?
先ずは
その事を頭に入れておく必要が有ります。
LDKの事だけ考えた場合は
西側の掃出しサッシは
夏期は暑い西日が入るので
西日対策を考えなければなりません。
冬期は西日は嬉しいですが
方位が少し北が西に傾いているので
西日は入り難いかな?
って考えた場合
上記事柄④の一つで
温熱性能はどうなのか?を考えます。
言い方を変えると
この新築分譲の場合は
温熱性能が今で言う断熱等級4で有っても
気密性能(断熱の施工)が悪ければ
冬期は寒い家になりますので要注意!
注文住宅で考えるのであれば
家族が集うLDKだけでも温熱性能を
良くする事をお勧めします。
今日の纏めとして
今日のお話は
家を購入する時の心構えになったのかな?
新築分譲住宅を購入する場合は
断熱等級5以上をお勧めします。
注文住宅の場合は
断熱等級5は勿論
気密性能C値は最低でも1.0未満を
お勧めします。
という事で
今日のお話は如何でしたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離7.9km 10797歩
トータル38日目
距離257.6km 349130歩