2023/10/19
今回は、＜不具合事象の補修で有償と無償の境は？＞についてお話をします。
今日のお話は
ある工務店の
注文住宅の不具合対応のお話です。
以前
ある工務店から検査依頼の電話が入りました。
内容は
引渡し後（時）？に
基礎に何箇所か０.３㎜以下のクラックが入ったので
エポキシ樹脂で補修したそうです。
補修後１年経った後に
新築工事時に基礎補強を実施した業者が
エポキシ樹脂で補修した個所の
ひび割れが開いているかをチェックし
問題が無い事を確認して報告したそうです。
それから２年後に
今度は私の所に
基礎ひび割れ補修箇所の検査と
床の傾斜計測の依頼が入りました。
最初は
最初に調査した業者に依頼すれば良いのでは？
って伝えたのですが
多分
もう調査はしないと言ったのか
それとも
施主が違う業者にするよう依頼が有ったのか？
因みに
何故そこ迄
施主の言いなりになるのか？って聞くと
担当者曰く
会社の方針との事！
って言うか
工程が延びて引渡しが遅れた事に対しての
弱みが有るとの事でした。
それにしても
ヘアークラックに対しての補修方法に
エポキシ樹脂で補修をするかぁ？
尚且つその後に
私の所を入れて２回
ひび割れチェックの調査を入れています。
で今回また基礎に新たにひび割れが入ったと
施主から連絡が有って
その工務店の方が見に行ったら
ヘアークラックが一箇所新たに入っていたとの事。
その件で私の方へ
何故ひび割れが入るのかの電話が先日有りました。
私の回答として
ヘアークラック以上のひび割れでは無いので
問題は無いと言えば良いのでは？
そのひび割れが
ドンドン大きくなって
瑕疵が存する可能性が大きい
０.５㎜以上になる迄は経過観察で良いのでは？
って伝えたのですが・・・・。
今回も
エポキシ樹脂で補修するとの事。
うぅ～良く分からん！
何故
そこ迄卑屈になるのだろうか？
今日の纏めとして
引渡し時には
定期点検の日程とか
有償無償の補修内容の境をキッチリと
書類で交わす事が大事ですよ！
という事で
今日のお話は如何でしたでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
少しでも不安（泣き寝入り）を少なくしませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離８.１km １０７９７歩
トータル３９日目
距離２６５.７km ３５９９２７歩
