2023/10/29
今回は、<住宅診断による住宅ランク付け資料作成中⑤>についてお話をします。
今日のお話は
<住宅診断による住宅のランク付けの提案!>を
実現に向けて
一つ一つ細部に肉付けをして行く5回目のお話になります。
前回の
<住宅診断による住宅ランク付け資料作成中④>で
建物それぞれの箇所の評価項目は出そろったと思います。
なので今日は
前回までに出そろった評価項目で
契約不適合や違反項目で大きな減点箇所を
分かり易く纏め
最終的な
「総合判定」として考えて見ました。
◆法・規定遵守度
①建築基準法違反
何々の何々部分が違反で減点ー〇〇点を
例に挙げると
◆小屋裏
⑤小屋裏外壁防火認定部分 減点として ー100点
②フラット35工事仕様書不適
何々の何々部分が契約不適合で減点ー〇〇点を
◆小屋裏
③小屋裏換気部分 減点として ー100点
③瑕疵保険設計基準不適
何々の何々部分が契約不適合で減点ー〇〇点を
◆外部
③外壁部分 契約不適合で減点 ー100点
今迄の
個々の評価とは別に
性能を数値化してみます。
◆性能
①耐震性能
許容応力度耐震等級 3等級 点数を 5点
許容応力度耐震等級 2等級 点数を 4点
許容応力度耐震等級 1等級 点数を 3点
仕様規定の場合
柱の直下率60%以上かつ
耐力壁の直下率50%以上 点数を 2点
上記以下の直下率の場合 点数を 1点
②耐久性能
外壁通気構法完結 点数を 5点
未完結の場合 点数を 0点
※耐久性能=外壁通気構法ではないのですが
ここでは外壁通気構法のみで判断しています。
③断熱性能
断熱等級 6等級以上 点数を 5点
断熱等級 5等級以上 点数を 4点
断熱等級 4等級以上 点数を 3点
断熱等級 4等級未満 点数を 0点
※一次エネルギー消費量等級は考慮しません。
④気密性能
気密測定を実施して数値が有る場合
相当隙間面積C値=0.5以下 点数を 5点
相当隙間面積C値=1.0以下 点数を 4点
気密測定を実施していない場合 点数を 0点
以上で
「住宅安心評価」の大まかな形が出来ました。
再度
全体のバランス及び項目を見直しながら
使用し易い様に書式を作成して行きます。
一旦ここで
「住宅安心評価」の概要が出来ましたので終了します。
という事で
今日の内容は如何でしたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離9.9km 12978歩
トータル49日目
距離354.9km 479146歩