2023/11/21
今回は、<工務店と揉める前に第三者に相談する事!>についてお話をします。
今日のお話は
注文住宅を考えている方に
「泣き寝入り」しない為のお話です。
建物の工事を着工して
早い人で基礎工事で不安を感じ出す方がいます。
基礎工事中に
何に対して不安を感じるかと言うと
基礎立上りの型枠を解体した後に
コンクリート面のジャンカが
やはり目につくようです。
下記写真①が
コンクリート面のジャンカの一例です。
最近の新築住宅で
上記写真①の様な酷いジャンカは滅多に見ませんが
施主側から見れば
凄く雑に施工されていると感じる事象です。
まぁ誰が見ても変わらないと思いますが・・・・。
ジャンカと言う不具合は
構造的な見地から言っても
補修はキチンとしなければなりません。
例えば更に
下記写真②の様に
基礎の土間コンにひび割れが有った場合
上記写真②の不具合事象は
コンクリート打設後の
養生が不備の為に発生するひび割れですので
施主側の感情はヒートアップしてしまいます。
この段階で
工務店が補修の対応を誤ると
施主側の感情が更にヒートアップしてしまいます。
逆に言えば
この段階でキチンと筋道を立てて補修すれば
施主側の感情は一旦納まります。
施主側の対応として
お勧めなのが
この最初の段階で
第三者的な立場の建築士に状況を見て貰う事です。
つまり
第三者に不具合を判断して貰うのです。
例えば
住宅診断を実施しているインスペクターにです。
と言っても
インスペクターが
不具合に対する見識が有れば良いのですが・・・・。
インスペクターに依頼するタイミングは
ジャンカなどの不具合を見つけて
工務店に指摘するのと同時期が良いですね。
何故ならば
工務店の補修内容に対してのチェックが出来ますから。
ここでキチンと補修する事が出来なかった場合
または
施主側の意見が反映された補修方法で無かった場合は
施主側に不満がくすぶり続ける事になります。
この不満のくすぶりが
「泣き寝入り」する又は
工務店と最終的に揉める原因になりますので
必ず不満を解決して下さい!
今日の纏めとして
工事中に不具合など
不安材料が出た場合は
工務店に補修依頼をするのと同時に
第三者的な建築士に相談して見ましょう!
Y&Y設計事務所であれば
「新築各工程検査」や「プラン思い込み図面チェック」
がお勧めメニューですよ!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離10.0km 13010歩
トータル71日目
距離562.8km 755600歩