2023/11/27
今回は、<透湿防水シート張りの重要チェック箇所!>についてお話をします。
今日のお話は
バルコニー手摺と外壁との取合い部分のお話です。
新築分譲住宅で
コストを落とした工務店や
ローコスト住宅の工務店は
職人も半人前になるのかどうか分かりませんが
外壁透湿防水シート張りの
基本的な張り方が出来ていません。
下記写真①を見て下さい。
エンドユーザーが見ても
可笑しいと思われる張り方を
平気で施工しています。
上記写真①は
黒い色の防水水切りシート(鞍掛シート)も
外壁の透湿防水シートの張り方も
全てまともな張り方ではありません!
下記写真②の場合
一体成形役物を使用して一見
まともな張り方の様に思われますが
これも
防水シートメーカーの
一体成形役物を使用した
施工要領ではありません。
正解は
下記写真③になりますので
上記写真②の場合は
透湿防水シートと一体成形役物の
張り順が間違っています。
まぁ
インスペクターでも見逃すかもしれませんね!
ここの部分の
防水処理方法が間違っていると
将来的に
下記写真④の様に
コーキング部分が切れてしまうと
ここから雨水が浸入して
雨漏りの原因になってしまいます。
絶対に軽く見ない様に!
今日の纏めとして
この取合い部分は
もし注文住宅で有れば
自分でチェックする事も出来ますし
自分では
無理と思われる方は
インスペクターに
工事途中検査を依頼される事をお勧めします。
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
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