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小屋裏・階間天井裏のチェック箇所②として!

今回は、<小屋裏・階間天井裏のチェック箇所②として!>についてお話をします。

今日のお話は前回に続き

新築分譲住宅を購入される方は

必ず小屋裏及び階間の天井裏

チェックして欲しいお話です。

 

下記写真①を見て下さい。

小屋裏換気の棟換気部分

開口の開け方の不具合写真です。

 

【写真①】

 

 

上記写真①の不具合の顛末は

想像でしか言えないのですが

 

一般的に上棟時に

野地板を貼り終えた時点で

大工が棟換気用の開口を開けます。

 

それをせずに

屋根屋が

屋根のルーフィングを貼る時に

棟換気用の開口を開けるのだろうと

 

勝手なのか指示が有ったのか分かりませんが

大工が開けなかった事が原因です。

 

屋根屋の方は

棟換気口用の開口が開いていなくても

 

現場監督からの指示が無ければ

別に何も考えずに

ルーフィングを張ってしまいます。

 

いざ

屋根材(棟瓦)を仕上げる時に

この屋根形状であれば

棟換気がいる(必要)と違うか?

 

って職人が気付いて

現場監督に確認したら

 

やはり

棟換気を付ける必要が有る事が分かり

 

慌てて電動ドリルで

形だけの開口を開けたのではないでしょうか?

 

上記写真①を見ても

電動ドリルで何箇所か穴を開けていますが

 

本来であれば

下記写真②の様に

丸鋸で

開口していなくてはなりません。

 

【写真②】

 

 

上記写真①

電動ドリルで穴を開けた方は

棟換気の役割をなしていないと思いますので

 

外気との温度差によっては

野地板に結露が発生する可能性が

大変大きいと考えられます。

 

実際に

小屋裏に入って

棟換気部分を調査した時に

 

上記写真②の様に

外部の光が入る様な事が

殆ど有りませんので

 

判断材料としては

棟換気部分に丸鋸で開口して有れば

問題無しを考えます。

 

 

次に

階間階の天井裏では

と言ってもユニットバスの天井裏くらいにしか

確認する事が出来ません。

 

それだけでも

確認調査する事は必須です。

 

何を調査するかと言うと

ユニットバス天井裏天井換気扇の

換気ダクトの接続部分のチェックです。

 

下記写真③

新築注文住宅

住宅診断を実施した時の写真です。

 

【写真③】

 

 

天井換気扇ダクトの両端部

キチンと接続がされていません!

 

注文住宅であっても

上記写真③の様に

施工未済が発見されます。

 

もし

住宅診断を実施していなかったら

 

恐らく

ユニットバスの天井点検口を

開ける事は無いでしょうから

 

この不具合の場合であったら

ユニットバス天井裏が

カビだらけになっていたでしょうね!(笑)

 

 

今日の纏めとして

小屋裏の棟換気のチェックは

小屋裏に入らないと確認は難しいので

 

せめて

ユニットバス天井裏の点検口は

自分で開けてチェックして見ましょう!

 

という事で

今日のお話は参考になりましたでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

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費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

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少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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