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車庫天井裏の外気に接する床断熱材は要注意!

今回は、<車庫天井裏の外気に接する床断熱材は要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

前回に続いて天井裏のお話です。

 

天井裏と言っても

2階床下に車庫が有る車庫の天井裏です。

 

車庫が有る新築分譲住宅では

3階建て住宅が殆どですね!

 

車庫の天井に天井点検口が設置している

新築分譲住宅を検査して

 

今迄問題が無かった建物は

残念ながら一軒も有りません!

 

2階床下に車庫が有る場合は

2階床下は「外気に接する床」として

 

断熱材を

2階床直下に設置しなければなりません。

 

先ず最初に

その床直下に設置する

断熱材の不具合写真をお見せします。

 

下記写真①は

2階床下直下の断熱材に

壁用のグラスウール断熱材を

タッカーで直接床合板に打付けています。

 

【写真①】

 

 

壁用のグラスウール断熱材は

そもそも袋の耳部分を

間柱等の見付部分に取り付ける事で

 

断熱材の厚さを

均一に設置できる様になっています。

 

それを

間柱等に相当するものが無いので

 

直接床合板に

直接タッカーで留めていますので

写真に様に波を打った様になっています。

 

これでは

床下断熱材の性能が台無しですね!

 

 

下記写真②は

車庫天井裏から見て

室内側の壁の外部が見えています。

 

【写真②】

 

 

壁側の

グラスウール断熱材が見えていますので

これは完全にNG施工です!

 

外壁透湿防水シート

途中までしか貼っていませんし

床下のグラスウール断熱材も

上記写真①と同じでNG施工です。

 

 

下記写真③の様に

車庫天井に点検口が有れば

必ずチェックして下さい!

 

上記写真①、②の様な施工不良は

売主側は絶対と言う程

直さないでしょうね!

 

何たって

費用が掛かり過ぎますからね!

 

【写真③】

 

 

今日の纏めとして

2階床下に車庫が有る場合は

必ずチェックしましょう!

 

車庫天井点検口が無い場合は

上記写真①、②と同じ様な

不具合が有っても確認出来ません。

 

なので

必ず車庫天井に

点検口を設置して貰いましょう!

 

という事で

今日のお話は参考になりましたでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

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今回は、これで終わります。

 

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