2023/12/13
今回は、<深基礎の施工方法は各工務店任せかな?>についてお話をします。
今日のお話は
ウォーキング中に見つけた
基礎施工方法のお話です。
住宅の基礎で
敷地の高低差の関係上
深基礎にする場合が有ります。
下記図面①は
深基礎を施工する場合に
私がよく取る施工方法です。
上記図面①を見れば分かる様に
最初にL型布基礎(木型枠)で
必要な高さの基礎を打ち
その上で
普通にベタ基礎(鋼製型枠)を施工します。
なので
コンクリートの打ち継ぎは1回です。
ベースと立ち上がりを打ち分けると
打ち継ぎは3回になります。
下記写真①は
ウォーキング中に見つけた現場の写真です。
鋼製型枠を3回に分けて
立上りコンクリートを打っています。
上記写真①は
基礎業者が鋼製型枠に拘ったのか?
それとも
工務店の指示なのかは分かりません。
予算的な事が有るのか?
大手ハウスメーカーが
この様な施工をしていたので
凄くビックリですね!
まぁ
この写真部分は
地中に埋まってしまうのですが
型枠幅を固定するセパレーター金物が
地中に埋設する事になりますので
この部分がサビない様に
かつ
外部に降った雨水が浸入しない様に
対策する事が必要ですね!
大手ハウスメーカーだから
基礎継手部分に
止水板が入っていると思うのですが・・・・。
今日の纏めとして
この大手ハウスメーカーの現場を見て
大手ハウスメーカーも
工事予算がオーバーしない様に
見えなくなる箇所は
それなりの施行になるのかな?
という事で
今日のお話は参考になりましたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
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費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
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勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
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住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離12.2km 15915歩
トータル93日目
距離785.9km 1047068歩