2023/12/15
今回は、<外壁透湿防水シートの重ね幅に要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
新築各工程検査の
「外部防水下地検査」時のお話です。
今回偶々
知り合いの不動産業者が建てている
新築分譲住宅のを見させて頂いたのです。
インスペクターから見て
悪い箇所が有ったら教えて欲しいと依頼が有り
一緒に現地を見に行ったのです。
正式に
依頼を受けての検査では無いのですが
最初に目に止まったのが
下記写真①の
外壁透湿防水シートの上下の重ね幅です。
まぁ
合格かな?って他の箇所を見廻していたら
下記写真②が
目に止まったのです。
早速
一緒に立ち会っていた知り合いに
透湿防水シートの上下の重ねが足らない!
って伝えたら
あぁそれね!
重ねが足らなかったから防水テープを貼って対応していると
サラっと回答が有りました。(笑)
下記写真③が
外部から撮った写真です。
少し見にくいですが
防水テープが確かに貼っていました。
くそっ!って敵愾心ではないですが(笑)
マジの検査モードで検査し始めました!
そしたら
大きな不具合箇所を見つけてしまいました。
外壁妻側の外壁通気の出口が無いのです。
それを伝えたら
あぁそれね!
小屋裏に外壁通気が逃げるから大丈夫!
ってしら~っと答えたので
今度はシメシメと思って
室内に入ってから下記写真④の箇所を指して
小屋裏には外壁通気が逃げれんよ!って伝えたのです。
そしたら知り合いが
あぁっホントだぁ!って
ビックリした顔をしていました。
これは
少し住宅をかじった人が陥る落とし穴です!
この事は
新築分譲住宅の住宅診断時に
住宅診断に立ち会ったくれた現場監督さんも
同じ様に勘違いをされています。
今日の纏めとして
注文住宅を依頼されている方は
案外工務店の現場監督も
勘違いしている方が多いので
この事を必ず確認して見て下さいね!
完成後に補修する事は
簡単では有りませんからね!
という事で
今日のお話は参考になりましたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離9.5km 12447歩
トータル95日目
距離804.6km 1071338歩