2023/12/16
今回は、<公共施設のメンテナンスは何時誰がするの?>についてお話をします。
今日のお話は
ウォーキング中に見つけた
地域の集会所の建物です。
下記写真①は
最初に視線が止まったのが屋根です。
もう完全に酷い劣化状態です。
何の建物かな?と思って近くに行って見ると
地域の集会所でした。
下記写真②は
建物に近づいて見上げた軒裏です。
明らかに
軒下地の骨組みが分かる様に
軒裏がくすんでいました。
この原因は
小屋裏の換気が機能していない為に起こった
結露が原因と考えられます。
上記写真①を見て分かる様に
軒裏換気だけで小屋裏換気を
考えている設計と思われます。
以前の
ブログにも書いていますが
軒裏換気口のみの
小屋裏換気は絶対にNGという事が
この上記写真②を
見ただけでも分かって頂けると思います。
下記写真③は
その集会所の外壁サイディングの写真です。
目地のシーリングに
ひび割れが入っている状態から見て
もうとっくに
築15年以上は経過していると考えられます。
地域の集会所の管理は
一体誰がしているのでしょうか?
まさか町内会が
管理しているわけでは無いと思います。
であれば
市町村でしょうね!
集会所のメンテナンスを怠っていれば
又は
メンテナンスを後回しにしていれば
年数が経てば経つほど
メンテナンス費用が大きく嵩みます。
その付けが
住民に圧し掛かって来ると
考えないのでしょうか?
完全に市町村の怠慢ですね! (# ゚Д゚)
この集会所の場合は
一日でも早くメンテナンスをするべきと考えます。
今日の纏めとして
この他に
気が付いている公共の建物で
特に酷いのは
瓦棒葺きの屋根がサビている小学校を
これもウォーキング中に発見しています。
1校ではなくて2校有ります。
市町村の建物のメンテナンスは
一体誰が何時検査に行くのでしょうかね!
という事で
今日のお話は参考になりましたでしょうか?
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離9.4km 12287歩
トータル96日目
距離814.0km 1083625歩