2023/12/18
今回は、<住宅の現場監督の多くは現場施工を業者任せ!>についてお話をします。
今日のお話は
「金物・構造躯体検査」のお話です。
先日
ツーバイシックスの
「金物・構造躯体検査」を実施しましたが
一般的な
在来木造住宅の検査よりも
金物をチェックする数が多いので
時間がかかってしまいます。
何故ならば
金物受けで梁や屋根タルキを受けていて
梁や屋根タルキの大きさによって
金物の種類が違いますから。
下記写真①は
その構造金物の一部で
ホワイトボードでの名称が入っていない写真です。
まぁ
時間がかかっても普段見ない構造なので
慎重に各部位をチェックする事は
大変楽しいですね!
下記写真②は
「金物・構造躯体検査」ではないのですが
大変気になった箇所です。
サッシを設置する前に
窓台に施行する「先張り防水シート」部分の写真です。
下記資料①が
「先張り防水シート」の施工方法の基本です。
上記写真②の赤丸部分に
防水テープが貼っていませんでした。
立会に現場監督がいましたので
今回の検査と違う範囲になるのですが
一言指摘をさせて頂きました。
現場監督は
知らなかった様で
完全に業者任せの感じがしました。
今日の纏めとして
現場監督の多くは
ただ単に現場工程の段取り屋になっていて
各部位の
施工内容の意味すら分かっていません。
何の為に
「先張り防水テープ」を
張るのかの意味が分かっていませんね!悲しいですね!
これが
この住宅業界の
多くの現場監督の実態と考えます。
という事で
今日のお話は参考になりましたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
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少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
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