2023/12/20
今回は、<不具合事象を見れば不同沈下がほぼ分かる?>についてのお話をします。
今日のお話は
既存住宅を購入しようと
色々と物色している方へのお話です。
下記写真の様な
事象が有る場合は要注意ですよ!
下記写真①は
建物に発生している
不具合事象(ひび割れ)ではないのですが
必ず
建物に大きな影響を及ぼしている事象です。
この事象が発生する原因は
全て地震の影響と考えますので
不同沈下を疑って下さい!
下記写真②は
建物の近くに法面が有る場合に発生する
建物の不同沈下です。
2000年以前の建物は
地盤調査を実施していませんので
建物の自重による沈下が原因です。
この事象が有る場合は
不同沈下による建物の傾きが
発生していると考えて下さい。
つまり
契約する前によく調査する事が必須ですよ!
下記写真③は
壁や基礎にひび割れが発生した後に
補修した写真です。
ひび割れの原因をハッキリさせないで
補修しても再度ひび割れが発生します。
大きなひび割れ跡が確認出来る建物は
必ず不同沈下が発生していますので
契約前には要調査ですよ!
今日の纏めとして
既存住宅を購入する場合は
最初に
2000年以降に
建てられた建物かどうかを確認して下さい。
もし
2000年以前の建物で有れば
必ず不同沈下を疑って下さいね!
不同沈下の程度を知る為には
詳細な床の傾斜計測は必須ですよ!
という事で
今日のお話は参考になりましたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離9.6km 12223歩
トータル100日目
距離853.4km 1133985歩