2024/01/05
今回は、<リフォーム工事済の既存住宅は床下に注意!>についてお話をします。
今日のお話は
住宅を購入する時は
床下に要注意と言うお話です。
既存住宅の場合で
買取再販業者のリフォーム工事済みの
見た目は綺麗に仕上がっている住宅が
特に要注意ですよ!
何が要注意かと言うと
例えばユニットバスの床下廻りです。
下記写真①は
在来のお風呂を
ユニットバスにリフォームした建物の
床下の状況写真です。
上記写真①の写真は
洗面脱衣室からユニットバスに入る
取合いの床下部分の写真です。
住宅診断時に
何故かユニットバスに入る手前の床が
少しフワフワしているな?と感じていました。
床下に入っての調査で
その部分をチェックして見ると
上記写真①の様な状況でした。
元々の在来のお風呂は
1帖半の大きさだったものを
2帖(1坪)用の
ユニットバスに変更したと考えられます。
なので
ユニットバスが入る広さを確保する為に
邪魔になった大引き(床の構造材)を
カットしています。
ここで問題なのは
大引きをカットするのは問題ではなく
その後の
床の補強工事を
していないという事が問題なのです。
下記写真②が
大引きをカットした切り口です。
その部分には
防蟻処理もされていませんでした。
買取再販業者の
リフォーム工事済み建物は
このユニットバス床下部分が
何かと不具合が多いですので
要注意して下さいね!
今日の纏めとして
既存住宅を購入される時の
基本的な考え方として
買取再販業者が
リフォーム工事を実施して
販売する既存住宅は
見た目は
とても綺麗に見えるかもしれませんが
見えない床下や小屋裏部分は
滅茶苦茶と思っていた方が
良いと思いますよ!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離5.7km 7377歩
トータル117日目
距離1,013.6km 1,341,250歩