2024/01/06
今回は、<新築分譲住宅購入時には床下断熱材に要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
前回に続き
新築分譲住宅を購入する時も
床下に要注意と言うお話です。
新築分譲住宅の場合は
床下の何に注意すれば良いのか?
ズバリ
床下断熱材の施行に注意する事です。
床下断熱材と言っても
色々と種類が有りますが
その中でも
グラスウール系の床断熱材を
床下に使用していたら要注意です。
断熱材メーカーの施行基準を守って
設置していれば
不具合は出ないのかもしれませんが
実際の建物では
施工の段階で無理をしている場合が有ります。
施工の段階での無理とは
土台敷きの時に
前日の雨でベタ基礎が乾かぬ内に
グラスウール断熱材を設置して
厚床合板をで断熱材を覆ってしまえば
床下は湿度が高い状況のまま
長い期間放置されたままになり
その間(放置された期間)に
その湿気をグラスウール断熱材が吸ってしまい
その湿気が原因で
グラスウール断熱材が
湿気の重さに耐えきれずに
ダレてしまいます。
下記写真①が
ダレた状態の床下断熱材の写真です。
上記写真①の様に
グラスウール断熱材がダレてしまうと
厚床合板と断熱材の間に
空間が出来てしまいます。
この空間に
床下の冷たい外気が入り込み
厚床合板の床下側に
結露が発生してしまいます。
結露が発生すれば
自ずとカビが発生して行きます。
もし
この場所が和室のタタミ下であれば
そのカビが室内に入り込んでしまい
健康被害の原因にもなりかねません!
新築分譲住宅を購入する時には
必ず床下断熱材の種類を確認して下さい。
床下の断熱材が
グラスウール系で有った場合は
要注意ですからね!
今日の纏めとして
新築分譲住宅を購入する場合は
床下断熱材に
グラスウール系を採用していれば
必ず
床下に入っての調査を実施して
上記写真①の様な
断熱材の不具合の有無を
確かめて下さいね!
最も怖いのが
カビが知らない内に
床下で発生していた場合
家族の誰かが
体調を崩すかもしれませんので
要注意して下さいね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
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今回は、これで終わります。
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