2024/01/11
今回は、<液状化現象の被害は相当大きな被害になる!>についてお話をします。
今日のお話は
大きな地震の被害状況から
Y&Y株式会社が業務上
取り入れる項目が増えるお話です。
平成26年(2014年)6月1日に
Y&Y株式会社を起業してから
2回の大きな地震に遭遇しました。
1回目は
平成28年(2016年)の
熊本地震です。
熊本地震の建物被害を
専門家が調査した結果から分かった事は
一つは
耐震等級3の建物の被害が
軽微な補修で住み続けられる事が実証され
耐震等級3の構造計算は必要ですよ!と
一部の工務店に広がった感が有りますが
Y&Y設計事務所の業務内容的には
耐震等級3に関する仕事には縁が遠く
耐震等級3の住宅設計には携わっていません。
しかし
柱や耐力壁の直下率や
構造区画に関しては
住宅プラン作成時に取り入れる事にして
新築の住宅診断を実施する時にも
柱・耐力壁の直下率を
必ずチェックする様になりました。
柱の直下率を60%以上
耐力壁の直下率を50%以上
構造区画に関しては
梁の両端を柱で支える事を基本としています
2回目の今回の
能登半島地震では
専門家の調査結果が
出るのはまだ時間がかかりそうですが
多くの情報で分かる様に
液状化現象による被害の大きさから
各市町の防災ハザードマップより
液状化危険度分布図をチェックする事と
地盤調査方法で
地盤の固さを測定する
「スェーデン式サウディング」の他に
揺れやすさを測定する
「微動探査」の必要性を感じています。
今日の纏めとして
能登半島地震の多くの被害画像から見ると
液状化現象の被害は
復旧する事は相当困難な感じがします。
なので
新築を今から建てようとする場合は
必ず
防災ハザードマップから
液状化危険度分布図をチェックして
PL値を確認してから液状化現象対策をしましょう!
液状化対策に有効な方法は
柱状改良工事や鋼管杭打ち工事ですので
地盤が揺れやすい地域の場合は
この補強工事は必須と考えます。
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離10.8km 13961歩
トータル123日目
距離1,073.4km 1,419,291歩