2024/01/13
今回は、<前面道路が狭い場合は車の旋回軌道に注意!>についてお話をします。
今日のお話は
注文住宅を依頼する時や
新築分譲住宅の購入する時の
要注意点のお話です。
今回の内容は
敷地の全面道路が4mで且つ敷地が狭く
3階建てのプランを考える時の
注意点のお話になります。
自宅の建て替えや
新たに土地を購入して家を建てる場合
敷地や前面道路が広ければ良いのですが
下記図面①、②の様に
敷地も前面道路も狭い場合は
クルマの旋回軌道には要注意ですよ!
因みに
下記図面のクルマの大きさは
「クラウン」クラスの大きさで
回転半径は6mで見ています。
クラウンの
新車クロスオーバーの車種では
実際の回転半径は5.4mですが
プランを作成する時には
実際に車庫入れする時の事を考えて
回転半径を余裕を見て大きめにしています。
上記図面①の場合は
前面道路幅は4mです。
このプランで問題なのは
道路後退線から車庫の奥行迄
4.99mしか無いので
このプランの場合では
普通車サイズのクルマしか駐車出来ないかな?
プランで
クルマの旋回軌道を確認する場合は
「クラウン」クラスでチェックします。
下記図面②の場合も
前面道路幅が4mですが
道路後退線から
建物の位置までの距離が短いので
この場合の注意点は車庫の幅寸法です。
上記図面②の
車庫の入り口部分の幅を
少し広げている事がお分かりと思います。
その理由は
車庫に入りやすくする為です。
ここで要注意点があります。
特に新築分譲住宅の場合です。
上記図面②の様に
道路後退が大きい場合
確認図面上では
道路中心線から2mバックの道路後退で
前面道路幅は4m有る様になっていますが
偶に
道路の反対側(対面)や隣の
道路境界線上にまだCB塀などが存在して
実際は4m無い場合が有ります。
この事から
道路後退線が有る場合は
必ず
現地を確認して
対面・隣の道路境界線にCB塀などの有無を
必ず確認する事が必要になります。
今日の纏めとして
注文住宅の場合は
実際に自分が使用しているクルマで
クルマの旋回軌道を作成してもらい
事前に
車庫入口幅などを検討しましょう!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離9.3km 12054歩
トータル125日目
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