2024/01/19
今回は、<工務店独自の考え方が有っても良いのかな?>についてお話をします。
今日のお話は
高断熱・高気密住宅を
「断熱材充填検査」した時のお話です。
下記写真①は
2階室内の天井・壁に断熱材をキチンと設置して
気密シートも綺麗に入れている写真です。
上記写真①の施工精度で
建物全体に施行されていました。
流石に
高断熱・高気密の住宅だと
感心したのです。
しかし
あらかたの検査が終わって
ユニットバスが据わる前の
基礎断熱部分を見に行ったのです。
下記写真②が
基礎断熱部分の写真です。
上記写真②の様に
基礎断熱材の上部には
これでもかと言うくらい
発泡ウレタンを吹いていましたが
給排水配管が貫通している
配管廻りのすき間に
断熱材を詰めていませんでした。
まぁ
この程度のすき間が有っても
気密性能を表すC値の数値は
余裕で
C値1.0はクリアするとは思いますが
もう少し気を付けていれば
更に良い数値が出ると思います。
他の箇所で
何で?って
言う勿体ない不具合が一つ有りました。
それは
コンセント・スイッチ部分の気密部材である
「気密コンセントボックス」が
設置されていませんでした。
現場監督に確認した所
内装が仕上がってから
リフォーム用の後付け「防気カバー」を
コンセント内部に設置するとの事でした。
何でなのかなぁ~?
今日の纏めとして
高断熱・高気密住宅を建てている工務店が
その工務店独自の考え方が
些細な所に出て来るのでしょうね!
検査する立場から見ると
何か勿体無い様な気がしました!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
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今回は、これで終わります。
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