2024/01/23
今回は、<天井下地材は軽天下地がお薦めですよ!>についてお話をします。
今日のお話は
天井下地材のお話です。
新築分譲住宅の場合
天井下地材に軽天下地にされる場合と
木下地にされる場合の二通りあります。
どちらが良いか?と言えば
大工次第(予算次第?)と思います。
新築分譲住宅の現場で
大工が几帳目に
吊木部分の断熱材をカットして
天井断熱材の取合い部分に
すき間が空かない様に施工すだろうか?
大工から見た
費用対効果を考えた場合は
下記写真①の様に
天井下地の吊木部分にすき間が有っても
気にせずに施工するでしょうね!
新築分譲住宅の
現場を監理をする現場監督本人も
この天井断熱材の
すき間に関しては無頓着と言うか
目に入って(注意して)いません!
まぁ
新築分譲住宅の
住宅診断を実施されるインスペクターの中でも
このすき間を指摘する
インスペクターは居るのだろうか?
住宅診断の経験が多ければ
それなりに
断熱材欠損の影響の事を考えるかもしれませんが
建物状況調査的な表面しか
チェックしないインスペクターの場合は
このすき間に関しては
残念ながら指摘はしないでしょうね!
すき間による断熱欠損に関して
本当に無知な方が多いですから!
なので
もし注文住宅を建てられる方で
高断熱・高気密住宅以外の
省エネ性能の建物を依頼する場合は
天井下地材を
軽天下地に変更して貰いましょう!
下記写真②の様に
軽天下地の場合は
断熱材同士の取合い部分に
すき間が空き難くなりますから!
今日の纏めとして
何故
軽天下地を薦めるかと言うと
大工手間賃の
費用対効果を考えた場合は
天井に断熱材を入れる手間が省けて
すき間が減少しますから!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離9.2km 12,068歩
トータル135日目
距離1,194.5km 1,578,688歩