2024/01/28
今回は、<サッシ枠廻りの断熱欠損には要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
サッシ廻りのすき間のお話です。
断熱充填検査を実施していて
偶に下記写真①の様な
サッシ枠廻りに1cm位のすき間が空いている
現場を見る事が有ります。
上記写真①の様な
不具合が有った場合には
断熱材を充填する様に指摘をします。
今回の場合
隣の建物で検査を終えて
以前指摘した隣の建物の
サッシ廻りのすき間の断熱材充填を
再チェックに行ったのです。
下記写真②が
その時に撮った写真です。
ただただタメ息が・・・・。
上記写真②の
すき間の補修方法で
発泡ウレタンを充填する発想は良いのですが
写真の様に
表面だけを充填するだけでは
ダメでしょう!
かつ
すき間が有ったらダメでしょ!
何の為に
すき間に断熱材を充填するのかの
意味が全然理解していませんね!
現場監督に確認したら
大工に発泡ウレタンで
施行する様に指示をしたとの事。
大工に施行させるのは良いが
施工方法までキチンと指示をして
再検査前に
現場監督自身がチェックして欲しいですね!
この現場監督も
現場の知識不足なのか
又は
無責任な現場管理しかしないのか?
現場監督が起こした
明らかな施工不良ですね!
下記写真③は
旭ファイバーグラスのユーチューブより
転用させて頂いた写真です。
サッシ廻りのすき間を
サッシ枠を取付ける前に
断熱材の端材を充填して
その後に
気密テープを貼る施工が
断熱材メーカーのお勧め施工です。
今日の纏めとして
断熱材充填検査を実施して
その都度
不具合箇所を指摘事項として挙げますが
それを受け止める
現場監督のレベルが低ければ
指摘事項の手直しも不安になりますね!
断熱充填検査を
実施する立場としては
指摘事項の補修方法迄を
一つ一つ指示する事は
しませんと言うより出来ません。
聞かれたら答えますが
予算的な事も有りますので
こちらが伝えた補修方法をするとは限りません。
ここの所が歯痒い所ですね!
現実問題として
一つ一つの指摘事項の
手直しが終わった時点で
チェック出来れば良いのですが
その都度
現場検査に行く時間も費用も
有りませんので無理ですね!
今日の纏めとして
新築各工程検査の指摘事項の手直しは
工務店または現場監督次第なのかな?
この事を考えた場合
注文住宅を建てる場合は
設計事務所へ設計・施工管理を依頼して
新築各工程検査を依頼すれば
一番安心なのかな?
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離10.0km 12,969歩
トータル140日目
距離1,247.2km 1,646,947歩