Y&Y設計事務所
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既存住宅の住宅診断で分かる事として!

今回は、<既存住宅の住宅診断で分かる事として!>についてお話をします。

今日のお話は

既存住宅の住宅診断を実施した結果

何が分かるのかのお話です。

 

因みに

当社が実施する住宅診断項目

下記調査項目①~⑤の内容になりますが

 

一般的な

既存住宅状況調査では

良くて3割程度くらいの項目しか

調査はしていませんから要注意ですよ!

 

 

ここから本題に入ります。

調査する建物の前提条件を

2000年以前の建物と仮定します。

 

当社では

既存住宅を住宅診断を実施するに当たって

次の項目を実施して行きます。

 

①敷地の状況調査から

 ※不同沈下のしやすい敷地かどうか?

  主に隣地との敷地の高低差

 ※湿気が溜まり易い敷地かどうか?

  主に建物と塀などとの距離

 

②床・壁の傾斜計測から

 ※不同沈下の有無及び原因追及

 

③床下の調査から

 ※床下基礎の状況確認

  主に基礎のひび割れ及び針状結晶の有無

 ※床下地盤の状況確認

  主に地割れ・沈下の有無及び外部GLとの高低差

 ※床下構造材の腐朽状況確認

  主に床下の湿度及び床束などの含水率

 ※シロアリ被害の有無

  主に蟻道及び蟻害の有無

 ※給排水管漏水の有無

 

④小屋裏の調査から

 ※構造材の状況確認

  主に構造金物の取付状況

 ※雨漏り・結露の状況確認

  主に野地板の劣化状況

 

⑤建物の外観・内観調査から

 ※経年劣化の確認

 ※不具合状況の確認

 ※住宅設備の不具合の確認

 

 

概ね上記5つの項目の内

①~④を重点的にチェックします。

 

何故ならば

買主側(エンドユーザー)が

全然気にしていない(気が付かない)

見えない部分で

 

且つ

この項目は将来的に

建物に大きな不具合をもたらす

可能性が大きい部分なのです。

 

という事で

当社の既存住宅に対する

住宅診断の取り組み方が

お分かりになってでしょうか?

 

 

今日の纏めとして

住宅診断を実施する

インスペクション業者によって

診断内容にバラツキが有ります。

 

2000年以前の既存住宅

購入しようと考えている方は

 

購入後に

泣き寝入り後悔をしたくないですよね!

 

であれば

依頼するインスペクション業者に

 

必ず

上記①~⑤までの項目を診断して

診断報告書を提出して貰う様に

依頼しましょう!

 

もしも依頼しなければ

既存住宅状況調査の様な

 

建物の表面的な

診断報告書になりますから要注意ですよ!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離13.8km 17,880歩

トータル143日目

距離1,281.6km 1,691,797歩