2024/02/02
今回は、<エコキュート室外機のスペース緩和は出来る?>についてお話をします。
今日のお話は
エコキュート室外機(ヒートポンプ)のお話です。
1月29日のブログ
<エアコン室外機前面にはルーバー設置は必須!>の中で
https://www.yandykensa.com/blog/21859
エコキュートの場合は
室外機専用のルーバーは無いのかな?
という宿題が有りました。
その宿題を
色々と調べてみた結果をお話します。
下記写真①は
三菱エコキュート室外機に
ルーバー(風向ガイド)を設置した写真です。
下記資料①は
その三菱エコキュート室外機の
設置制約内容になります。
三菱エコキュート室外機の設置制約には
前方の障害物の高さによる
前方のスペースの規定は有りませんが
ルーバー(風向ガイド)の有無に対しての
スペースの寸法がそれぞれ記載されています。
その他のメーカーの場合は
下記資料の様に
ルーバー(風向ガイド)の
有無に対してのスペースの寸法が
記載されていませんでした。
三菱エコキュート室外機以外の
エコキュート室外機に
ルーバー(風向ガイド)を取付ける意味合いは
あくまでも風向きを変え事だけを
考えているという事でしょうね!
つまり
三菱エアコンの室外機だけが
ルーバー(風向ガイド)を使用した場合
前後方のスペースが
緩和されるという事になります。
それでも最短距離で
障害物の高さが1200㎜以下で
壁面から障害物面(境界線)迄の距離が
約650㎜は必要になります。
今日の纏めとして
新築分譲住宅の建物で
壁芯から隣地境界線までの距離が
600㎜が多いですが
この場合は
エコキュートの室外機は
設置出来ませんので
新築分譲住宅を
見学に行った時には要チェックですよ!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離13.1km 17,606歩
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