2024/02/03
今回は、<床下防蟻剤には人体に悪影響が無いホウ酸を!>についてお話をします。
今日のお話は
床下防蟻処理剤についてのお話です。
最初に結論として
床下防蟻処理剤の有効成分の中に
ネオニコチノイド系の農薬を
使用していますので要注意!
一般的な
床下防蟻処理剤には
農薬として使用される
ネオニコチノイド系の成分が含まれています。
因みに
広島のある防蟻処理業者に
何の薬剤を使用しているかを確認したところ
新築住宅には「ガントナー」で
既存住宅には「オプチガード」の薬剤を
使用しているとの事。
木部用の「ガントナー」の有効成分には
ヘキサコナゾールとクロチアニジン
が含まれていました。
ヘキサコナゾールは
殺菌剤で防カビ剤と考えられますが
問題なのがクロチアニジンです。
クロチアニジンは
殺虫剤として使用されている
ネオニコチノイド系の農薬です。
「オプチガード」の有効成分は
チアメトキサムとシプロコナゾールと
チアベンダゾールが含まれています。
シプロコナゾールとチアベンダゾールは
殺菌剤や抗菌剤で防カビ剤と考えられますが
問題なのがチアメトキサムです。
チアメトキサムは
殺虫剤として使用されている
ネオニコチノイド系の農薬です。
下記資料①は
EUでは屋外使用制限などをしている
ネオニコチノイド系の農薬です。
その中に
チアメトキサムとクロチアニジンが含まれています。
では何故
EUが屋外使用禁止をしているのでしょうか?
理由は
害虫以外のミツバチや動物に
悪影響を与えると判断しているからです。
2012年に
日本人による欧州に発表された論文で
ネオニコチノイド系の農薬が
無毒性量のネオニコチノイドであっても
脳に何らかの障害が起きる事を示した内容です。
因みに
無毒性量とは
これ以下なら有害な影響が認められないと
国が定めた量の事です。
日本の場合はEUと違って
規制がとても緩いので
自分自身で判断する事が必要ですよ!
2018年
日本でもEUから6年遅れでクロチアニジンなどの
3種類は屋外での使用禁止になっていますが
フランスでは
EUとは別にネオニコチノイド系農薬の使用を
全面禁止になっています。
問題なのは
床下に散布する防蟻処理剤としては
屋外に当たらないと判断しているのでしょうね!
と言うか
クロチアニジンという農薬は
1988年に武田薬品工業㈱により開発された殺虫剤で
2002年4月24日に
食用作物についての農薬に登録されていますので
今の政府を見ていても
利権絡みで日本では使用禁止にはならないでしょうね!
まだまだ記載したい事が有りますが
長くなるので下記動画を見て下さい。
上記の内容は
下記動画から転記しています。
https://www.facebook.com/reel/356595287221605
今日の纏めとして
注文住宅を計画している方や
既存住宅で保証期限が切れたので
再度防蟻処理を考えている方は
健康に悪影響を及ぼす
ネオニコチノイド系農薬の成分は入っていない
防蟻処理剤を使用して下さいね!
例えば
ホウ酸を使用した防蟻処理剤が有りますよ!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離10.2km 13,796歩
トータル146日目
距離1,313.2km 1,734,284歩