2024/02/05
今回は、<1階床厚床合板を張る前に気密テープ処理を!>についてお話をします。
今日のお話は
床下から外気が室内に入っているお話です。
下記写真①は
気密施工を実施していない
1階床合板部分の施行写真です。
高断熱・高気密住宅ではない場合の
普通の納まりになります。
上記写真①の
1階床下地を仕上げて完成した後に
下記写真②の
フォグ(スモーク)マシーンを床下に設置して
「床下漏気調査」を実施して見ました。
下記写真③は
フォグマシーンを
洗面脱衣室の床下点検口から
床下に設置した時の写真です。
下記写真④が
この時の調査時の写真です。
少し見にくいのですが
床仕上げのすき間から
煙(スモーク)が室内に入って来ている写真です。
つまり
床下の外気が室内に入っている事を示す
証拠写真になります。
上記写真④の様な
床下外気を室内に入れない為には
下記写真⑤の様に
上記写真①の厚床合板を張る前の
床下断熱材と大引き等の取り合い部分のすき間を
気密テープで塞ぐ事で
室内に床下外気の侵入を防ぐ事が出来ます。
今日の纏めとして
床下の外気が入らないという事は
それだけ光熱費が安く済みます。
この気密テープを貼る工賃は
何十万円もかかる工事では有りませんので
是非
注文住宅を建てる予定の方は
必ず工務店に依頼して見て下さいね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離10.5km 14,444歩
トータル148日目
距離1,331.8km 1,760,037歩