2024/02/21
今回は、<新築分譲住宅の良し悪しはやはり職人次第!>についてお話をします。
今日のお話は
新築3階建て分譲住宅の
外気に接する床下の
玄関ポーチ天井裏で
外壁透湿防水シート張上げ未済の建物を
またまた発見したお話です。
今回も
ウォーキングコースで工事中の建物でした。
今までは
この売主が建てる分譲住宅は
悪いイメージが無かったのです。
なので
実際の工事中の現場を見てビックリ!
下記写真①の様に
工事途中でチェックして見ると
室内側の
断熱材(グラスウール)が良く分かります。
外壁透湿防水シートを
梁まで張り上げていないのです。
ただし
建築基準法違反では有りません!
この建物に関しては
更に悪い事に
外壁を貫通する100φの給気口パイプの
防水納まりが信じられないほど粗悪なのです。
写真が無いので
下記概略図①を見て下さい。
上記概略図①に書いている
赤文字の通り赤い部分のスペースに
防水テープを貼っていないのです。
完全に下記写真②の
既成品の防水部材を取付ける時の
防水テープの貼り方と同じ様に
パイプの下側を
水抜きするスペースと勘違いしています。
今までは
この売主の新築分譲住宅は
不具合事象が無い建物として
チェック対象の建物に
入れていませんでしたが
これからは
この売主の建物は
要チェック物件に入れる事にします!
今日の纏めとして
工事途中の新築分譲住宅を
チェックする事で分かった事は
売主によって
ある程度は建物の良し悪しが
分れていたと思っていましたが
その考え方は
改めないといけない事が分かりました。
なので
新築分譲住宅でも
完成前に契約された方は
「新築各工程検査」の依頼をお勧めします。
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離11.5km 15,114歩
トータル164日目
距離1,505.7km 1,993,312歩