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1階床以外の床直下の断熱材の材質に要注意!

今回は、<1階床以外の床直下の断熱材の材質に要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

1階床以外の床直下に設置する断熱材に要注意!

というお話です。

 

住宅を購入する場合は

必ず断熱材の材質を確認する事は必須ですよ!

 

例えば

外気に接する床の場合

1階に車庫や玄関ポーチ等が有って

その上に居室が有る場合の

居室床直下に設置する断熱材や

 

バルコニーの下に居室が有る場合

バルコニー床直下に設置する断熱材の

材質に要注意ですよ!という内容です。

 

それぞれの床直下に

断熱材を設置している場合の

断熱材の材質

 

図面に

グラスウールとかロックウール系の

繊維系断熱材が記載されていた場合は

 

必ず

断熱欠損が有ると考えて下さい!

 

何故ならば

上記記載した個所に設置する断熱材を

床用の繊維系断熱材ではなくて

 

100%と言っても過言では無いくらい

壁用の繊維断熱材を設置していますから!

 

例えば

下記概略図①下側の絵②の様に

壁用の繊維断熱材であっても

壁に入れる時と同じ様に

間柱の代わりに根太を455㎜ピッチで取付けて

 

その根太の見付部分に

断熱材の袋の耳をタッカーで留めていれば

良いのですが

 

【概略図①】

 

 

今までの物件では

上記概略図①側の絵①の様に

断熱材を留めている物件が全てでした。

 

下記写真①~③の写真

実際に根太無しで直接厚床合板に

タッカーで留め付けている写真になります。

 

この設置方法では

写真を見ても分かる様に

断熱材の厚さがまばらになり

 

尚且つ

すき間が出来てしまっていますので

断熱材本来の性能が出せていませんよ!

 

それだけでなく

結露が発生する可能性も大きいですからね!

 

如何ですか?

 

【写真①】

上記写真①は

車庫の天井裏の写真です。

 

 

【写真②】

上記写真②も

車庫の天井裏の写真です。

 

 

【写真③】

上記写真③は

バルコニー直下の居室天井裏の写真です。

 

 

今日の纏めとして

住宅診断を実施していなければ

または

新築各工程検査を実施していなければ

 

完全に

断熱欠損の状態のままで

その家で生活する事になるのです。

 

勿論

知らずに光熱費

余分に多く支払う事になるので要注意!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離8.8km 11,804歩

トータル165日目

距離1,514.5km 2,005,116歩