2024/02/23
今回は、＜既存住宅の住宅省エネルギー性能証明書とは？＞についてお話をします。
今日のお話は
既存住宅でも
住宅省エネルギー性能証明書を作成すれば
住宅ローン減税の借入限度額が
２０００万円から３０００万円に増額になるのか？
というお話です。
下記資料①は
国土交通省のホームページより借用した資料です。
正直なところ当初は
住宅省エネルギー性能証明書の発行は
新築住宅に関してのみと勝手に思い込んでいました。
がしかし
不動産業者から
既存住宅のローン減税を増額させる為に
住宅省エネルギー性能証明書の
発行して貰いたいと相談を受けたのです。
？？？？？？・・・・
最初の返事の内容は
新築住宅しか出来ないはずだけど・・・・と答えたのですが
既存住宅も出来ると聞いているから
良く調べて欲しいと言う事になり
色々と調べてみると
上記資料①が出て来ました。
赤線で囲っている通り
既存住宅で省エネ基準適合住宅の場合は
２０００万円から３０００万円に
借入限度額が増えていました。
ここでまた？？？？？・・・・
新築住宅の場合は
基本的に住宅を設計した建築士が工事監理をする事で
住宅省エネルギー性能証明書が発行できるはずで
設計をしていない建築士が
そもそも発行できるのか？
サッシの性能チェックは
実際のサッシを見れば
品番が張っていると思うので
性能が分かると思いますが
問題は断熱材です。
特に壁の断熱材や
オーバーハングの床断熱材などは
仕上げ材の一部を剥いで見ないと分かりません。
築年数が浅い建物で
確認申請図書が有れば
断熱材の仕様は分かると思いますが
実際に
設計図書通りの断熱材が
入っていない可能性も有ります。
って考えた場合
住宅省エネルギー性能証明書の発行業務を
おいそれと受けられるのか？
悩むところですね！
知り得た情報では
４月に既存住宅の調査項目などが
発表されるらしいとの事！
となれば
この発表を待つ前に
今現在購入を考えている方は
取り敢えずは
借入限度額の増額は考えずに
契約をする事になりますね！
今日の纏めとして
今現在の国会は
国民の為に国会を開いているとは
到底思えない状態なので
はたして
４月に既存住宅の調査項目が
発表される可能性は有るのかなぁ～？(´；ω；`)ｳｯ…
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
少しでも不安（泣き寝入り）を少なくしませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離１０.９km １３,５０７歩
トータル１６６日目
距離１,５２５.４km ２,０１８,６２３歩
