2024/02/29
今回は、<一生のお付き合いにはお互いのマナーが大切!>についてお話をします。
今日のお話は
マナーをお互い守りましょうというお話です。
工事中の
新築分譲住宅を購入した方からの
電話相談を受けていました。
その内容は
基礎から水が漏れているという内容でした。
電話の内容で有る程度
何処から漏れているか想像できたのですが
念の為に写真をメールして頂きました。
この依頼者の方は
凄く基礎からの水漏れが
欠陥だと思い込み悩んでいる様でしたが
実際は
この基礎の水漏れ以外で
売主に不信感を持っていた感じがしました。
ここでは記載しません。
写真をメールして頂いて見てみると
想像していた通り
ベタ基礎を底盤部分と立上り部分を分けて
コンクリートを2度打ちしていたのです。
水が漏れしていた箇所は
底盤と立ち上がりコンクリートの取合い部分で
ジャンカになっていた部分からでした。
たまたま高基礎になっていたので
水漏れ跡が大きく感じられたのでしょうね!
丁寧な工務店が施工していれば
この様な事にはなっていなかったでしょうが
もう起こってしまった不具合に対しては
その不具合をいかに適切に補修させるのかを
考えなければなりません。
なので
実際に私が現場を調査できる様に
売主の許可を貰って下さいと
メールでもお伝えしました。
その後に
上棟が既に終わって
外壁の透湿防水シートが張られた
写真も送って来たのです。
そのメールには
売主の許可を貰う様にしますと書かれていましたので
良い返事を待っていました。
しかし
一週間以上も返事が来ずに
10日以上経ってから
いきなり
仲介業者から私の方へ
電話がかかって来たのです。
今日
どこどこの新築工事現場へ行かれましたか?
という強い口調の電話でした。
電話相談された方が
仲介業者の方に私の事を話されたらしく
その仲介業者が
たまたま私の昔の同僚だったことから
私が許可無しで勝手に
現場を調査しに来たのかを
確かめる為の電話でした。
私の方は
10日以上その方から連絡が無いけど
何か有ったのか?を聞いて見たら
今日
そのお客と一級建築士が
現場を見に来たと聞いたらしく
その一級建築士が
私だと思い込んで電話をして来たのだと
いう事が分かりました。
まぁ
誤解が解けたのですが
その仲介業者とは
シコリが出来てしまいましたね!
それよりも
このお客さんは何故売主の許可無しに
知り合いの建築士を入れたのだろうか?
その建物を契約していると言っても
許可無しに現場に入る事は出来ません。
何故ならば
所有権も移っていないし
現場での安全面から考えても
勝手に
現場内に入るべきでは有りませんでしたね!
多分
私に依頼したら調査費用が掛かるので
インスペクターの経験が無い
知り合いの建築士に依頼したのでしょうかね?
インスペクターでしたら
売主の許可無しに現場に入る事は
ご法度という事は知っているはずですから!
浅はかな行動は
全部自分に返って来るという事が
分からないのかな?
今日の纏めとして
住宅診断を入れる場合は
必ず
売主又は請負業者の許可を
貰って下さいね。
売主又は請負業者とあなたは
一生のお付き合いを
良い関係で続けて行かなければ
あなたが困る事になりますからね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離10.6km 14,627歩
トータル172日目
距離1,586.8km 2,099,349歩