2024/03/05
今回は、<新築分譲住宅の4つの基本性能を事前に把握!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅を購入される場合は
「住宅診断」は必須ですよ!というお話です。
最近のブログで
ウォーキング中に見つけた
新築分譲住宅の工事中を観察を
継続していますが
やはり
外壁通気構法の必要性を
工務店が十分に理解していない!
又は
適当(重要視していない)に考えています。
更に
外壁透湿防水シートの張り方や
肝心な所で
既製品の防水処理部材を使用していない等
防水処理の重要性も理解していませんね!
この事からも分かる様に
住宅の耐久性能に関しての施工が
徹底されていません。
その様な事を
見聞きしているエンドユーザーが
着工したばかりの新築分譲住宅を契約した後に
心配なので
新築各工程検査を入れたいと伝えても
売主又は仲介業者から
良い返事が返ってこない場合が殆どです!
暗黙の了解が
有るのかどうか分かりませんが
仲介業者が
売主に忖度していると感じます。
売主から言わせれば
仲介業者に対して
面倒くさい客付けをしていると
次回から
仲介業務から外すぞ!
という無言のプレッシャーを
仲介業者へ与えているようですね!
その中で
辛うじて工事完成後に
住宅診断の許可が貰えるようです。
これが
売主側と仲介業者側の
力関係と言うのでしょうか?
その力関係の為に
エンドユーザーが
自分の家になる建物へ
第三者の
インスペクターが入れられない場合が
非常に多いのです。
まぁ
これを仕方なく受け入れてしまう
エンドユーザーも弱い立場なのかな?
今日の纏めとして
新築分譲住宅を購入される場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
まだまだ
仲介業者が売主側へ忖度して
仲介業者が売主側に確認せずに
「住宅診断」を断る事が有りますので
その辺の見極めをよく考えて
何度か依頼してみて下さいね!
今日の纏めとして
新築分譲住宅を購入する時に
住宅診断を実施する事で
その建物の
耐震性能はどのレベルなのか?
許容応力度計算を実施していなければ
柱及び耐力壁の直下率が
それぞれ50%及び60%以上なのか?
耐久性能が考えられているのか?
耐久性能に関わる施工を
どの程度実施されているのか?
断熱性能は
断熱性能等級が5以上なのか?
気密性能は
何処迄されているのか?
気密試験が実施されていなければ
1階床に気密テープ施工がされているのか?
間柱上部に気流止め施工がされているのか?
以上4つの
住宅基本性能を予め知って
自宅の弱点を把握しておきましょう!
把握していれば
今後の
性能向上リフォーム工事に
役立ちますからね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング(休み3日目)
距離0.0km 00,000歩
トータル177日目
距離1,606.4km 2,124,852歩