Y&Y設計事務所
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既存住宅の不同沈下有無に特化した第三の住宅診断として!

今回は、<不同沈下に特化した第三の住宅診断として>についてお話をします。

今日のお話は

前回のブログに関連して

今回は

既存住宅住宅診断も必須ですよ!のお話です。

 

前回は

何故

新築分譲住宅の購入時に

「住宅診断」が必要なのかのお話でしたが

 

今回は

既存住宅の購入時に

「住宅診断」が必要なのか?をお話します。

 

結論から言えば

「住宅診断」は必要です!

 

Y&Y設計事務所では

詳細住宅診断の場合の費用は

税込みで¥220,000円です。

 

その金額が

難しければどうするのか?

方法は2つ有ります。

 

費用が安い

表面的なインスペクション住宅診断と考えている

他のインスペクターに依頼する方法と

 

当社でも

税込みで¥55,000円で

表面的なインスペクションだけを

依頼する事も出来ますが

 

ここで一つ

考えて欲しい事が有ります。

 

何の為に

住宅診断を依頼するのか?

という基本に戻って考えて欲しいのです。

 

表面的なインスペクションで

例えば

基礎に許容範囲以上のひび割れ

どの面に何箇所入っていると言う様な

 

不具合箇所の有無だけを調査する

インスペクションで良いのですか?

 

そのインスペクション結果は

あなたが既存住宅を購入する為の

判断材料になるのですか?

 

例えば

売主側が実施した

表面的なインスペクション(建物状況調査)

 

基礎に0.5㎜のひび割れ

2か所入っていたとします。

 

そのひび割れの原因は不明だけど

仲介業者がひび割れを補修すれば

既存住宅瑕疵保険が付保されますよ!

 

と言う様な事を

仲介業者があなたに伝えたとします。

 

一般的なエンドユーザーでしたら

基礎のひび割れ補修さえ実施すれば

 

既存住宅瑕疵保険が付保される建物

なるのなら・・・・。

 

今まで

既存住宅だという事で

疑心暗鬼(疑いの目で見ていた)

なっていた思考回路

 

その一言で

安心だと考える思考回路

入れ替わってしまいます。

 

ここに

大きな落とし穴が有るのです!

 

もし

そのひび割れの原因

何なのか?を考えた場合

 

建物に近い隣地境界線部分が

敷地より3m位低く

 

隣地境界線に対して直角面の基礎に

ひび割れが入っていた場合

 

まず考えられる要因は

隣地法面側に近い敷地が

なにかの原因で不同沈下した

と考えられます。

 

この事を確認する為には

建物全体の床傾斜計測

必要になります。

 

建物全体の

床傾斜計測を実施すれば

建物全体の傾斜傾向が判断できます。

 

もし

建物全体の床傾斜傾向

隣地法面側に傾斜していれば

 

今後

地震などが発生した場合は

そのひび割れ幅が広がったり

 

その他にも

ひび割れが発生する可能性が有ります。

 

いいですか!

地震による基礎のひび割れ(不具合)は

既存住宅瑕疵保険の

適用除外の項目なので

瑕疵保険は降りませんからね!

 

ただ単に

既存住宅瑕疵保険に

付保される建物だからと言うだけで

 

全面的に安心では無い事が

お分かりになりましたでしょうか?

 

 

住宅診断は

その既存住宅を購入するか否かを

判断する為の判断材料のはずです。

 

表面的なインスペクションの結果だけでは

判断材料になりますか?☜判断材料にはなりませんよ!

 

ゆえに

Y&Y設計事務所

既存住宅の住宅診断で

重きを置いている調査は

不同沈下の有無とその原因の追究です。

 

何故ならば

不同沈下を補修する為には

莫大な補修費用が掛かるからです。

 

なので極端な話をすれば

それ以外の調査で必要なのは

小屋裏に入っての雨漏り調査だけです。

 

つまり

経年劣化事象やその他の不具合調査は

全部省いても良いと考えます。

 

また他の見方をすれば

不同沈下に関わる不具合を補修しようとしても

 

既存住宅瑕疵保険の保険

補修工事費を賄う事は無理です。

 

何故無理なのか?極論を言えば

内容にもよりますが

保険金は簡単には降りません!

これが現実ですよ!

 

それに対して

雨漏りに関しては

それなりに保険が降りますが

 

雨漏り工事を補修する迄の

お施主さんにかかるストレスは

並大抵では有りませんからね!

 

以上の理由から

不同沈下の有無とその原因の追究と

小屋裏に入っての雨漏り調査の二つを

シッカリと調査をしておけば

 

表面的なインスペクションよりは

大変実質的な

インスペクションと考えています。

 

 

今日の纏めとして

今後は

Y&Y設計事務所では

不同沈下の有無とその原因の追究と

小屋裏に入っての雨漏り調査の二つを

第二の住宅診断として

税込みで¥165,000円とし

 

不同沈下の有無とその原因の追究に

特化した調査を

第三の住宅診断として

税込みで¥110,000円で

依頼を受ける事にします。

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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