2024/04/04
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<基礎工事のホールダウンアンカーには要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
基礎ホールダウンアンカーボルトのお話です。
今回も
ウォーキング中に見つけた
新築分譲住宅の基礎工事現場で
ホールダウンアンカーボルトの
設置不具合を発見しました。
下記写真①の
矢印部分を見て分かる様に
ホールダウンアンカーボルトが
斜めに設置されています。
設置不具合と書いていますが
実際に土台を敷く時には
斜めになっているホールダウンアンカーを
パイプ等の道具を使用して垂直にします。
問題なのは
垂直に直した結果
ホールダウンアンカーボルトの頭に
ビス止めホールダウン金物をセットして
柱に設置する時に
そのビスの位置が
柱の縁の方になった場合は
ビスの強度が出ない事が考えられます。
なので
本来であれば
基礎立上りのコンクリート打ちの時に
ホールダウンアンカーが斜めにならない様に
注意する事が必要です。
と言っても
ホールダウンアンカーボルトを
固定している金物のねじ止めが
キチンとされていたら
斜めになる事は無いと思いますので
下記写真②の
固定金物のねじが
シッカリと締められていなかったと考えます。
シッカリと
ねじを締め忘れた原因は
基礎ベースコンクリートの上に
ホールダウンアンカーボルトを
載せた状態にした場合は
それ以上下がる事がないので
固定金物のねじを
締め忘れたと推測できます。
この場合で考えられる
他の大きな不具合が一つ浮上します。
新築分譲住宅の場合は
基礎高さを設計GLから400㎜が一般的です。
つまり
2023年10月9日のブログ
<ホールダウンアンカー埋め込み長さは大丈夫?>
https://www.yandykensa.com/blog/20478
で記載している不具合が懸念されるのです!
今日の纏めとして
毎日のウォーキングで数多くの
工事中の現場を見る事が出来ますので
もし
不具合事例を発見した場合は
その都度アップして行きますね!
大手ハウスメーカーも
同じ様な不具合が
絶対に無いとは言い切れません!
なので
注文住宅を建てる場合は
当社の新築各工程検査を
依頼する事をお勧めしますよ!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離11.9km 15,638歩
トータル207日目(休んだ6日間含む)
総距離1,902.7km 総歩数2,518,640歩