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海抜高さの標識から浸水深さが想定出来る!

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<海抜高さの標識から浸水深さが想定出来る!>についてお話をします。

今日のお話は

海抜0.0m以下には要注意!というお話です。

 

海抜とは

東京湾の平均海面を基準にした高さとの事です。

 

先日

いつもの通りウォーキングをしていたら

 

下記写真①の様に

少しショッキングな標識が目に入りました。

 

え”ぇ~~!

ここの地盤面は海抜0.0mでは有りませんか!!

 

帰ってから

広島県津波浸水想定図を調べて見たら

 

想定される浸水深さが

3.0m以上4.0m未満の地域になっていました。

 

【写真①】

 

 

海抜0.0mと

浸水深さ3.0m以上4.0m未満を基準に考えれば

 

後は

その海抜の高さから

広島県津波浸水想定図を見なくても

概算で津波による浸水深さが想定できますね!

 

この事は

新しい知識としてインプットして置こう!

 

 

今度は

津波による浸水深さではなくて

 

上記写真①の

海抜0.0mの標識を見て

 

今まで

現場で経験した不可解な疑問に

光が灯された様な気分になりました。

 

一つは前職の時に

新築した住宅のカーポートのコンクリート土間の一部が

陥没した案件が有ったのです。

 

コンクリート土間の下側まで地下水位が有って

どう見ても家からの排水漏れなどではない事だけは分かったので

 

何故だろうか?って考えてもハッキリせず

地下水の水道(みずみち)が有ったのだろうで

陥没部分にセメントを流して補修しました。

 

この家の場所と

海抜0.0mの標識が有った場所と

そんなに離れていなかった事から

 

海も近い地域なので

海抜0.0m以下の所は

特に大潮の時などになると

 

地表近くまで水位が

上がって来るのではないか?

と想定しました。

 

もう一つは

下記写真②の様に

住宅診断を実施した時に

地盤の表面が湿っていたのです。

 

【写真②】

 

 

この場所も今思えば

上記写真①の海抜0.0mの標識から

そんなに離れていない住宅でした。

 

この空きやの住宅を診断した時に

給排水漏れも無いはずなのに

 

何故だか地表面が湿気ていたのです。

この時も上記の事が頭に浮かんで来たので

 

海に近いので

地下水位が高いのではないかと考えたのですが

 

ただ漠然として

ハッキリと言えなかったので

 

地表面の湿気の原因が分からないので

詳細な調査が必要と説明しました。

 

しかし

上記写真①の海抜0.0m

この2つのモヤモヤを

スッキリさせてくれました。

 

つまり

海に近い地域で

海抜0.0m以下の地域であれば

 

敷地地盤表面まで

水位が上がって来る可能性が

有るという事が分かりました。

 

 

今日の纏めとして

海抜が低い地域に家を建てる場合は

 

出来るだけ

高基礎の住宅を計画して

津波による浸水に備えましょう!

 

また

地下水位が高い事が想定されるので

地盤からの湿気防止の為の工法(ベタ基礎?)と

敷地の陥没対策を考えましょう!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

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勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

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今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離9.5km 12,263歩

トータル210日目(休んだ6日間含む)

総距離1,936.4km 総歩数2,563,022歩