2024/04/11
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<外部防水下地検査で見落とされる箇所として?>についてお話をします。
今日のお話は
新築各工程検査の中の
「外部防水下地検査」のお話です。
今回の不具合事例は
多分見逃されると思われる箇所なので
よく注意して見て下さいね!
下記写真①を見て下さい。
多くのインスペクターは
壁貫通部分の防水処理部分を
チェックされると思います。
上記写真①の
壁貫通部分のパイプ廻りは
既製品の防水部材を使用して施工しています。
この箇所で
簡単に口頭で指摘したのは
防水テープをシッカリ押さえる事を伝えました。
さて
肝心の不具合は分かりましたでしょうか?
下記写真②の
赤丸部分を見て下さい。
赤丸だけの印を付けても
まだピンと来ないインスペクターがいます。
では
青色の矢印を見て下さい。
お分かりになりましたでしょうか?
そうです!
もし雨水が何らかの原因で
サイディングを通り越して浸入した場合
外壁透水防水シートの継手の
膨らみ部分のすき間から
青色の矢印の方向に雨水が浸入して
壁体内が漏水してしまいます。
ほんの些細な事ですが
この積み重ねが
不具合を失くす事に繋がります。
この様に
説明すれば理解されたと思いますが
如何でしたでしょうか?
補修方法としては
雨水が浸入しない様に
タテに防水テープを貼る様に伝えました。
今日の纏めとして
今回の指摘事項は
殆どのインスペクターの方は
スルーしてしまいがちな不具合ですので
注文住宅を建てる方は
現場へ行った時に
必ずチェックして見て下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離10.1km 13,510歩
トータル214日目(休んだ6日間含む)
総距離1,977.9km 総歩数2,618,420歩