2024/04/13
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<施工業者が不具合の原因を突き止めない!>についてお話をします。
今日のお話は
メール相談のお話です。
相談内容は
築7年の2階建て木造住宅で
2階が主な生活空間になっていて
LDKや洗面脱衣室・ユニットバス等
が有る住宅なのですが
その住宅は
新築した当初から水廻りのトラブルが有って
色々と調べていたら
当社の2021年10月3日のブログで
<排水通気弁は必要ですよ!>に辿り着いて
メールを送って来てくれた様です。
相談内容の不具合状況は
①主にトイレ排水の封水切れ
②キッチン・浴室からの異臭
③浴室排水後のゴボゴボ音
この不具合事象状況は
各排水管に通気弁が無い時の症状に似ています。
因みに
通気弁を設置する場所は
下記写真①~③に設置する事が多いですね!
下記写真①の様に
室内にPSを設けて排水する場合は
1階天井裏にドルゴ通気弁を設置したり
下記写真②の様に
1階床下に
ドルゴ通気弁を設置する場合も有ります。
室内にPSを設けないで
1階天井裏から
外部に排水管を露出配管する場合は
下記写真③の様に
外部に露出した排水管の直上に
通気弁を設置します。
今回の
相談者が言われる事は
施工業者曰く
ドルゴ通気弁も設置しているので
自分達には不備が無いと言われて
上記3つの
不具合の原因を
探ろうとはしないそうです。
メール相談での
不具合状況を見れば
ドルゴ通気弁が設置していても
そのドルゴ通気弁が
正常に作動していない可能性も考えられます。
その他に考えられる事は
何処かに2重トラップが有る可能性も捨てきれません。
2重トラップは
建築基準違反なので
築7年の住宅には少し考えにくいですかね?
他に
原因が考えられるのは
排水管の折れ曲がり箇所が多くて
排水管自体の長さが長かった場合や
下記写真④の様に
何本かの排水管を1本に纏めるなど
通気弁の効きが悪い可能性も考えられます。
どちらにしても
図面を見させてもらうか
現地で調査しないと分かりませんね!
今日の纏めとして
何故
施工業者は施主が困っている不具合の
原因を探して直そうとしないのか?
この事に腹が立ちますね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
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