2024/04/20
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<新耐震基準以前の既存住宅の購入はNG!>についてお話をします。
今日のお話は
築古既存住宅を購入して
リフォーム工事をするに当たっての
注意点のお話です。
先ず一番最初に
その既存住宅を購入する前に確認する事は
その建物の築年数です。
大きく分けて
新耐震基準以前の建物なのか?
2000年耐震基準以前なのか?
今回は
新耐震基準以前の建物を中心にお話をします。
新耐震基準かどうかを確認する方法は
建築確認済証の日付が
1981年(昭和56年)6月1日以降かどうか?
先ずは築年数を調べて見ましょう!
もし
建築確認済証の日付が
1981年(昭和56年)
6月1日以前で有ったならば
基礎は布基礎で
基礎に鉄筋は入っていませんからね!
この事を
よくよく頭に入れておかないと
いざ
フルリノベ工事を始めた時に
基礎補強に
思わず予算が超過してしまい
最初に
夢に描いた家(暮らし)は御破算になれば
何の為に家を購入したのかが
分からなくなりますからね!
ホント要注意ですよ!
それと
もう一つの注意点は
敷地の高低差に要注意ですよ!
新耐震基準時の建物の場合は
今の様な地盤調査を実施する事は
100%有りえませんから
もし敷地の境界線に
法面(石積み)が有る場合は
必ずと言って過言では無いくらい
その法面側に
建物が傾いていますからね!
基礎が布基礎で
鉄筋が入っていない既存住宅を
どうやってフルリノベをするのですか?
この事を
よくよく冷静になって考えて下さい!
床が傾いている家を水平にする為に
土台揚げ工事が必要ですよ!
その予算を組んでいますか?
その予算が無いのであれば
その家の購入を諦めると言う
勇気が必要ですよ!
後悔しない為に
諦めると言う勇気を持ちませんか?
今日の纏めとして
建築確認済証の日付が
1981年(昭和56年)
6月1日以前の既存住宅で
もし
耐震補強をして既存住宅瑕疵保険が
付保される建物であっても
床には許容範囲一杯一杯の
傾斜が有る可能性は大きいですよ!
耐震補強工事をしているからと言って
床が水平とは限りませんからね!
だから
契約前には住宅診断が必須ですよ!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキングとジョギング
距離11.9km 13,593歩
トータル223日目
(休んだ6日間含む)
総距離2,078.2km
総歩数2,748,301歩